今日の帰り道の空僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ
自然よ
父よ
僕を
一人立ちさせた
広大な父よ
僕から目を離さないで
守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い 道程のため
高村光太郎の『道程』です。
有名な詩なので、皆さんご存知とは思いますが、
最近ふと思い出す詩です。
ま、卒業新入学シーズンですしね。
私を歩ませ、独り立ちさせる偉大な自然。
宇宙に遍在する大いなるエネルギー。
それは私を満たし、導きます。
遥かなる道の先に目指す地平は存在する。
そこへ導いてくれる光。
それは確かに存在する光です。
見失わず、目を逸らさず、目を閉じず。
まっすぐに歩んで行きたい、そんな気持ちにさせてくれる。
レイキを学んで、脳裏に蘇ったこの詩。
若い頃とは違う視点で味わっている自分がいます。
人生は螺旋階段。
同じ地点に見えても、高さが違う。
そんな道程を歩んで行きたい。
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高村光太郎、私も好きです！
智恵子抄が一番ですがσ(^_^;)
私は、レイキをはじめたころ出てきたポエムは
宮沢賢治の「雨にもまけず」でした。
なんだか切なくて涙が出ますけど。
現在、春の訪れと共に、
気分だけは盛り上がっているんですけどね～。
実態が伴ってないさなたろうです
でも覚えているのは最初の２行だけですが・・・
今と昔とは感じ方が違いますね。
歩いて来た道が出来ているからかのですかね。
いまさらながらにこんなに詩だったのね。
さなたろうさんの感性素晴らしいですね～
恥ずかしながら、光太郎さんのこの詩
ほとんど記憶がないです
同じ所をぐるぐるまわっているようでも
偉大な光に導かれて歩く限り
ほんの少しは上に向いて歩いている。
まさに人生は螺旋階段ですね
私もそこの部分しか印象がなかったのですが、
最近思い出し、読んでみると、その後の部分に惹かれます。
昔と『ツボ』が変ったのかな～？
詩や小説、自分の成長や変化に合わせて、感じることも変っていきますね。
また10年後、この詩を読んで、どう感じるのか。
春なので、なんだか前向きな気分になっているのかな～？
生きていると、以前と同じようなシチュエーションに
なっていたりすることがあります。
「前もこんな事あったな…」って。
でもそんな時、判断する位置が前回より高い位置でありたいと思います。