毎度訪問しているブロ友さんがセミのことを話題にしておられたので、私も。
集合住宅暮らしだったころ、乳児をあやしながら、こんな立ち話を聴きました。
きっと、真夏の今頃だったでしょうか。
「ご近所の同級生のMちゃんは、セミの脱皮に感動して、その時のことを書いたら作文が原稿用紙12枚にもなったんだって!! で、うちの息子にそのことを言ったら、そんなのいつも見ているから、慣れっこで感動なんてしないっ」と言われたとのこと。
その話が耳に残っていた。
昆虫図鑑では目にしたことはあるけれど、自分が目にする機会はないものだと思っていました。
数年後に暮らしていた地域で。
幼稚園バスで帰ってくる息子を迎えに行き、自宅に戻る途中、脱皮前のセミがモソモソとアスファルト道路を横断しているではありませんか。
あっ、これから脱皮するハズ(昼下がりだから時間的にはイレギュラーなんですけどね)。
そっと、連れ帰ってカーテンに停まらせました。
しばらくして、脱皮が始まりました。
図鑑の写真通りの、みずみずしいグリーンの透き通った色合いで、茶色い殻を脱ごうとしたではありませんか。
スローモーションで、脱皮の様子が目の前で展開していきました。
すっかり脱皮し終わっても、早緑の羽が乾くまでじっとしています。
子どもたちも、じっと見ていたものです。

その時の証拠写真です。笑
あの時の印象は強く残っています。
鳴いているセミたちのどれもが、未明にあの感動的な脱皮をしているのだと思うと、蝉しぐれも自然界の不思議、とのイメージなんです。
なので、幼い孫たちも見る機会があったら、と願う昨今なのです。
で、先日、夫の農作業用の長靴で(なんという間の悪いところを選んだものか)脱皮し終わって、羽を乾かし中のセミを見つけました。
スマホでパチリ。送信したのだけれど、イマイチだったかな。笑
セミに関心がない、蝉しぐれが迷惑、という人たちもいらっしゃるのですね。
セミの穴に殺虫剤をまいている、という女性もいたような。
セミではないですが、息子が小学校1年ぐらいの時だったかしら、家庭菜園をやっている母から、宅急便でカブトムシの幼虫が送られてきたことがあります。一冬ずっと、幼虫の飼育を続けて(腐葉土が幼虫の餌なのですが、飼育箱の中があっという間に、糞ばかりになっているのです)、静かだった飼育箱に突然カサカサという音がして、カブトムシの成虫の動く音でした。孵化した瞬間にも居合わせたのです。
感心がない人には、迷惑なことだし、面倒なだけでしょうか。
カブトムシの幼虫は育てましたが、庭主としては、コガネムシの幼虫はバラの害虫なので、足でブチュです。
脱皮したばかりでまだ飛ぶのが下手なセミがいます。「ここでは踏まれちゃうじゃないか」と、脇に置き換えてやったりするタイプです。短い期間しかないのですから。
子どもたちが小学生時代。セミのシーズンも終盤になりかけの夏休み最後の日曜日は、大きな公園にセミ取りに行ったものです。
その時期になると、元気を失いつつあるセミも多く、太い木の下のほうに停まっているので子供でも捕まえやすいのです。
好き嫌いってあるから、好み、ですよね。
古いアルバムをめくっていたら、こんなのも。


3歳児(来月4歳)と2歳2か月児を連れての、宿泊アリの初旅行でした。
小豆島の岬の分教場に着いた時、お姉ちゃんは車でお昼寝中。
2歳児を椅子に座らせ、「ハーイ」のポーズ。本人何のことやらわからなかったでしょうけれど。
末っ子は翌年に生まれています。
ワタシ、まだ20代だった~。
ああ、あれから幾星霜、、、ですね。
集合住宅暮らしだったころ、乳児をあやしながら、こんな立ち話を聴きました。
きっと、真夏の今頃だったでしょうか。
「ご近所の同級生のMちゃんは、セミの脱皮に感動して、その時のことを書いたら作文が原稿用紙12枚にもなったんだって!! で、うちの息子にそのことを言ったら、そんなのいつも見ているから、慣れっこで感動なんてしないっ」と言われたとのこと。
その話が耳に残っていた。
昆虫図鑑では目にしたことはあるけれど、自分が目にする機会はないものだと思っていました。
数年後に暮らしていた地域で。
幼稚園バスで帰ってくる息子を迎えに行き、自宅に戻る途中、脱皮前のセミがモソモソとアスファルト道路を横断しているではありませんか。
あっ、これから脱皮するハズ(昼下がりだから時間的にはイレギュラーなんですけどね)。
そっと、連れ帰ってカーテンに停まらせました。
しばらくして、脱皮が始まりました。
図鑑の写真通りの、みずみずしいグリーンの透き通った色合いで、茶色い殻を脱ごうとしたではありませんか。
スローモーションで、脱皮の様子が目の前で展開していきました。
すっかり脱皮し終わっても、早緑の羽が乾くまでじっとしています。
子どもたちも、じっと見ていたものです。

その時の証拠写真です。笑
あの時の印象は強く残っています。
鳴いているセミたちのどれもが、未明にあの感動的な脱皮をしているのだと思うと、蝉しぐれも自然界の不思議、とのイメージなんです。
なので、幼い孫たちも見る機会があったら、と願う昨今なのです。
で、先日、夫の農作業用の長靴で(なんという間の悪いところを選んだものか)脱皮し終わって、羽を乾かし中のセミを見つけました。
スマホでパチリ。送信したのだけれど、イマイチだったかな。笑
セミに関心がない、蝉しぐれが迷惑、という人たちもいらっしゃるのですね。
セミの穴に殺虫剤をまいている、という女性もいたような。
セミではないですが、息子が小学校1年ぐらいの時だったかしら、家庭菜園をやっている母から、宅急便でカブトムシの幼虫が送られてきたことがあります。一冬ずっと、幼虫の飼育を続けて(腐葉土が幼虫の餌なのですが、飼育箱の中があっという間に、糞ばかりになっているのです)、静かだった飼育箱に突然カサカサという音がして、カブトムシの成虫の動く音でした。孵化した瞬間にも居合わせたのです。
感心がない人には、迷惑なことだし、面倒なだけでしょうか。
カブトムシの幼虫は育てましたが、庭主としては、コガネムシの幼虫はバラの害虫なので、足でブチュです。
脱皮したばかりでまだ飛ぶのが下手なセミがいます。「ここでは踏まれちゃうじゃないか」と、脇に置き換えてやったりするタイプです。短い期間しかないのですから。
子どもたちが小学生時代。セミのシーズンも終盤になりかけの夏休み最後の日曜日は、大きな公園にセミ取りに行ったものです。
その時期になると、元気を失いつつあるセミも多く、太い木の下のほうに停まっているので子供でも捕まえやすいのです。
好き嫌いってあるから、好み、ですよね。
古いアルバムをめくっていたら、こんなのも。


3歳児(来月4歳)と2歳2か月児を連れての、宿泊アリの初旅行でした。
小豆島の岬の分教場に着いた時、お姉ちゃんは車でお昼寝中。
2歳児を椅子に座らせ、「ハーイ」のポーズ。本人何のことやらわからなかったでしょうけれど。
末っ子は翌年に生まれています。
ワタシ、まだ20代だった~。
ああ、あれから幾星霜、、、ですね。