さかしま日記

勝手気侭な独り言。最近は特に。。。

上野へGo

2010年04月29日 | 日記
GW1日目。
ダメダメな1日でした。
寝過ぎでお昼に起きたもんね。

今日は上野は国立博物館の「細川家の至宝」展に出かけました。

さすがは殿様のお宝。
立派なお宝がごろごろ。
細川家は足利氏から始まり、室町時代は三管領にまでなった由緒正しきお家。
織田や徳川、ましてや豊臣家なんて鼻くそ程度の立派な家系なんです。
それが世の流れとはいえ、出来星大名に仕えることになり、
それでも「俺ってさ・・・」と腐ることなく芸術に邁進し、
これだけの珠玉の秘宝をそろえたのはさすがですね。

様々な時代のお宝が展示されていましたが、
中でも素晴らしかったのは刀剣と鎧。
刀剣はそのほとんどが重文もしくは国宝でした。
ま、むべなるかな。
鎧は今までみた中で一番大きかった。
歴代当主が本当に着用していたのであれば、かなりの偉丈夫だとみた。
没後にややオーバーに作ったと考えても、、、当主はでかかったのか??

その他天目茶碗やら、能面やら、セザンヌや横山大観の絵やら、、
芸術愛好家の歴代当主の収集品がたっくさんありました。

あと信長の直筆の書状もあったな。
殿様は必ず右筆を抱えてたいたので、本人の書状と言われていても
直筆とは限らなかったのだけど、展示されていた信長の書状は
添え書もあって信長直筆とほぼ間違いないもの、とありかなり興味深いものでした。
太い筆でささっと書いておりました。

閉館間際までタップリ観たので、常設展を観ることが出来ませんでした。
残念。

現代まで700年続いた家系は結構珍しいようです。
興味の対象が芸術という文化に走ったためでしょうか、
たまに気性が激しい当主が出ても(忠興とか)、無難に時代を乗り切ったのは
大きな河なる時代が必要としていたのかなとも思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | ルーシー・リー展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。