さかしま日記

勝手気侭な独り言。最近は特に。。。

秋のウォーキング

2006年09月24日 | 日記
今日は巾着田へ曼珠沙華を見に行きました。
川越から川越線に乗り換えて、高麗川駅で下車。
そこから歩いて約40分。
実は、巾着田は西武秩父線の高麗駅からすぐなんだよね。
私は川越線の高麗川駅と間違えたため、巾着田に着くまでかな~り歩きました。
まあ1時間もあれば着くので、散歩と思えば軽い軽い。
ちなみに車で行くと巾着田のあたりはめちゃ混むので注意。

高麗川駅から歩いて15分ぐらいのところに高麗神社があるので行ってみました。
ここは高句麗が滅んだ際その王たちが移り住んだ場所。
おそらく最初に朝廷がある京都付近に住んだと思うのだけど、渡来人の中でも身分の高い
王族が朝廷にいるのは何かと問題ありで、他国の紛争の種を抱えるのはとても危険。
だからこんな途方もない辺鄙な場所に追いやられたんじゃないのかな。
滅んだとはいえ、海の向こうにはかつて自分たちの住んでいた大陸がある。
それすら見れない山奥に追いやられ、帰れない望郷の寂しさはいかほどか。
でも神社は寂しい感じはせず、とっても崇高で気品がある感じでしたよ。

さて、そこから巾着田へ向かいます。
これがね、結構あるのよ。40分ぐらい。
道を知らないから遠く感じられるんでしょうね。
でも40分なんて私が小学校の頃通っていた時間とほぼ同じ。
子供の頃はよく歩けたんだなあ~。
道は一本道だしリュックを背負ったハイキングの人が歩いているからそれについて行けば大丈夫。
途中様々な秋の野の花を愛でることができました。
萩、金木犀、オシロイバナ、竜胆、鶏頭、百合、昼顔、その他名前の知らない花がたくさん!
今日はちょっと暑かったので、帽子をかぶり、やや下を見て歩いていたので
そのおかげでこういった綺麗な花をたくさん見ることが出来ました。

巾着田に着いたらびっくりですよ。
本当にたくさんの曼珠沙華。
この花って毒があるんだよね。根だけでなく茎にも全部。
だから子供の頃は絶対取っちゃダメと教えられてて、綺麗だけど
近寄れない怖い花だと思っていました。道ばたに咲いていると毒だ~って思って
蛇イチゴを見る感じなの。こうやって今綺麗って純粋に思えるのが不思議。

巾着田は川がぐるりと馬の蹄鉄のように半円を描いていて、それに沿って
曼珠沙華が群生しています。遅咲きのところと早咲きのところがあって
早咲きのところはもう満開。とっても広いので、歩いても歩いても奥へ
たどり着けないんで、途中で引き返しました。奥にはコスモスの群生地もあるらしい。

曼珠沙華って綺麗で華やかでパッとあでやかに咲いているのだけど、
それだけに枯れる姿が凄まじいのね。
白っぽく色があせて消えていって、私にはまるで骸骨のように見える。
だから曼珠沙華って小野小町を連想させるんです。
卒塔婆小町。華やかで美しい美女が最後にはしゃれこうべとなって、野にすたれ死ぬ。
この曼珠沙華の群生も、最後は白骨のようにはかなくなるのでしょうか。
その写真誰かとってくれないかな・・・。ちょっと怖いけど見てみたい・・・。

さてさて、見終わったらまた高麗川へ逆戻り。
だから今日結構歩いたんですってば。
疲れたよ~。でも見たいみたいってずーっと思っていたものが見れたので
とっても満足。ゆっくり休みます。オヤスミナサイ。

コメント (4)
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巾着田の漫珠沙華

2006年09月24日 | 日記
いちめんに咲いててものすごく綺麗!朱色の花が見飽きるほどあるよ。
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