桜子でーす

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式歌を思い出す

2017年02月12日 | 日記・エッセイ・コラム
2月11日(土)

今日は『建国の日』だ。
国の祭日の中で、忘れられやすい日なのかな?
あまりニュースにも話題にならない。

昔は『紀元節』と言った。
これら旗日には『節』が必ずついていた。
例えば『天皇誕生日』は『天長節』と言った様に……

それぞれ式歌があって、子供たちは学校へ行って厳かな儀式に参加した。
まだ、食料のある頃は祝いの餅や菓子をもらうのが楽しみだった。
あの頃の校長は大変だっただろうな?
先生の靴音がギュギュッと鳴って、厳かさをさらに引き立てた。
子供達も緊張のあまり、鼻をすすっている音があちこちで聞こえた。
こうした事も、今では、まるで夢の中の様な気がする。

これらを覚えている人間は、だんだん、少なくなっているが、私は不思議と毎年の様に思い出す。
そして、つい、当時の式歌が出てくるのだ。
やはり、私も昔の人間かな??
 🎵 雲にそびゆる高千穂の 高根下ろしに草も木も
   なびき伏しけんおおみ世を……

いや、まあ、どうでもよろしい。

ここのところ『大楠公』の歌が浮かんできて、つい、口ずさんでしまう。
 🎵 青葉茂れる櫻井の里のわたりの夕まぐれ……
   木の下影に駒とめて世の行く末をつくづくと…

以前の皇居前には、忠臣『楠木正成』の銅像が建っていたが、あれはどうなったかな?

さて、昔の事は休みにして……

ここのところ、東京や神奈川周辺を除いて大雪の被害しきり。
東京に雪が降った時は、運転をしていたから、危険な思い出もある。

しかし、気温が低くても、毎日、晴れている東京は有難い。

今日はベランダへ出てみたら、桃の花が以前より数多く開いていた。
春が来た事を華やかに知らせてくれて嬉しい。

今日も、隣の家の二階の柵にキラキラ光るテープが下がっていた。
我が家の桃の木に集まってくる鳥たちを避けるためかな?
悪いけれど、鳥たちにとっても桃の木は天国。
敵も現れない。

むくむくと湧き出た雲と青い空が爽やかなコントラストを添えている。
でも、空気はとても寒い。
上着を重ね着して、近所のスーパーへ行って、水菜を買う。

今朝の焼肉がお腹いっぱいで、食べきれなかった。
弁当のおかずに良いのにな!
贅沢な話。

平和な暮らしに感謝。
歌は思い出すだけでよろしい。


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