桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

五泊六日の生活のまとめ

2012年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム
10月24日(水)

<今日から始まる五泊六日>

今日から富士山の生活が始まる。出来れば早く出発をしようと話し合っていたが、結局、何時もよりは、多少早い11時になった。

環状7号線は、矢張りトラックが多い。それでも、先日の様に道を間違える事も無く高速道路ヘ入った。思えば、先日は大原から調布までを20号線で走って、多少手間取ったものだ。しかし、まだ、高速道路が十分出来ていなかった頃は調布からが中央道の起点となっていた。

何時もより早いので、石川PAで朝食を兼ねた食事をする。何時も一杯の駐車場も空いていた。
その後も、順調で、一気に河口湖まで進む。途中の談合坂SAはパスする事にした。ここの店舗は余り魅力を感じない。

家に着いたら、途中、スーパーで買い物をしていたにも拘らず、2時前に着いた。
気になる紅葉はまだ赤くなっていない。少し、道の下の方の家の庭は赤く染まって奇麗だった。しかし、我が家の近所は一様に紅葉は未だだ。
この分では、未だ先のお楽しみらしいが、何時、紅葉するかは、天候次第で楽しみの具合は推量れない。
兎に角、この一帯は高低がはっきりしているので、気温差もある様だ。

ガスフアンヒーターのお陰で寒さも防げそう。
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10月24日(水)

<山は退屈とは贅沢な話>

山の生活は平和だが、時には退屈。退屈になる筈は無いが、テレビばかり見ていると詰まらない。何と言っても地上波はNHK1、2と民間の4と6しかない。これら山梨関係の放送はムカシの番組も出るので、もう見たものが多い。

結局、面白く無いので、飽き飽きする。
と、言う訳でスーパーへ行く事にした。
今日は『点数三倍の日』である。この特典は葉書で来るが、滅多に日時が合った試しが無い。今回は珍しくサービスデーと滞在日を合わせる事が出来たので、おおいに活用する事にした。

結構、買い物が多くなり、何と贅沢と言うもの。しかし、何も刺激の無い山の生活には良いものだ。沢山買い過ぎて、大きな段ボールの箱に一杯入れて帰った。

最近、スーパーではレジ袋は配布しない事になっている。その為、段ボールなどの空き箱が活躍する。東京では出来ない事も、クルマ生活の地方では活躍する。 

今日はそれだけの刺激しかないが、明日は少しばかりの楽しみがある。

富士山は相変わらず姿を現わしてくれない。紅葉もまだだ。そう言えば、河口湖畔のモミジも未だだと言う。観光に来た人達は残念がるだろうな。











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10月25日(木)

<楽しみな食事>

未だ、紅葉は始まっていない、ほんの少し、下の方の葉が真っ赤になった。これでは今回は無理かもしれない。

今日のスケジュールは、温泉と食事だ。

聞く人には「いいね!気楽で」と言われそうだが、山の中の暮らしは、あまりにもノンビリしていて刺激や便利さが無い。
ここへ来れば、温泉へ行く事と、食事をする楽しみが無いと、刺激が不足する。もう一つは、スーパーなどへの買い物だ。全く、趣味の無い事おびただしい。

11時半には山中湖へ着く様に出発。山中湖へは林道を通って行くので、殆ど、時間をとらない。パインズパークの側を通るこの道は、トラックがよく通るが、運転手も気楽に通り、休息するにも都合の良い道の様だ。

山中湖の店は土地の事をよく知る別荘の人達にとって、お気に入りの店だ。何時も、姉はハンバーグ、私はスパゲッティ類が多い。今回は、私はグラタンにした。

昼食後、山中湖町経営の『紅富士の湯』へ行った。最近、久し振りにこの湯へ来たのは、これで二回目だ。木曜日なので、随分、空いていた。

この後は真っ直ぐ、家へ帰る事にした。温泉疲れもある様だ。
未だ、山中湖辺りも紅葉が少ない。ここでも『紅葉祭り』がある様だが望み薄。後の楽しみは、秋の味覚か?
先日の大雨で、レストランでは雨漏りをして新しい部屋は閉めきりになっていた。多少、湖面が下がった様だが、まだまだ、水の高さは変わっていない。

今日はボートに乗る客もいなくて、アヒルのボートは暇そうな顔をしていた。




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10月26日(金)

<倉庫の屋根掃除>

裏の倉庫(二個あり)の大きい方の屋根は凹凸があるので、枯葉で埋まっている。おまけに大きな枯れた木がのっている。椅子では取れないので、姉は特に気にしていいぇ、今回は何とかしたいと言っていた。

私は、私達は歳をとっているので危ないから、誰かに頼もうと提案をしたが、彼女は気が進まない様だ。
結局、脚立を買ってみようと言う事で、Kへ出掛けた。ここは様々な品物を売っている。店の人に聞いて、三段式の折りたたみ梯子を買った。クルマの座席に入れて、やっと運べるくらいである。余り動き回ったので、珍しくお腹が空いて来た。

行ってみようかと話していた寿司店へ行った。
K寿司はテレビでもお馴染みの店だが、余り好みに合わないので、行くのを止めようかと言っていた店だ。
未だ、昼前なので空いていた。ぐるぐる回る寿司は余り気に入った物は無い。あっても、寿司種が小さいので味がよくない。

「二度と食べたく無いね」と言うと、姉は「この間も言っていたわよ」と言う。そうかな?それは私だったかな?と私は思う。

帰宅後、休まずに倉庫の屋根掃除を始めた。
『何人載っても大丈夫』と言う宣伝文句の屋根は、私のような人間には無理だ。買って来た三脚に姉が登って掃除を始めた。隣の家の土地と境目だから、少しお邪魔をして掃除をする。
隣りの植えた栗やグミの木の枝が入り込んで取り難い。
長年の落ち葉が黒く土になって、その上に苔が生えていた。最後には私も三脚に登って、手づかみで土を放り出した。黒々と立派な堆肥になっていた。

重労働で、最初は自信が無かったが、何とかこなせたし、腕や肩の痛さも感じなかった。面白い事に、久し振りに…本当に久し振りにお腹が空いた事である。

まあ、良かった事は倉庫の屋根が少しは奇麗になった事である。






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10月27日(土)

<楽しみな中華料理>

金曜日の夜頃からこの一帯辺りは賑やかになる。賑やかと言っても、それぞれが、山の暮らしを楽しむ人達で、近所付き合いは挨拶程度である。

我が家の庭は荒れ放題。私一人では整理も厳しい。
昨日の疲れが、今日出て来た様だ。

今日は食事と温泉へ行こうと思う。
最初にホテルの中華料理へ行った。今日は宿泊客や結婚披露宴で駐車場は満員。ホテルの人の誘導で、臨時駐車場へクルマを置く事になった。

レストランの人達は私達の事をよく覚えていて、何時も良い席へ案内をしてくれる。
残念ながら、何時もは絶景の富士山も雲隠れしてしまい、全然見えない。

美味しい料理も盛り沢山で、おなか一杯になった。
店の人は何時も私の服の事をほめてくれるが、今は情け無い程の姿。

姉が「一年前はこんな姿では無かった」と言う。本当だ!私も、もう少しはましだったのに。何と言う変わり様だ。情け無い!

食後、『紅富士の湯』へ行く。未だ、空いていたが、今日は土曜日、結構賑やかだった。

二か所だけだったが、もう疲れた。










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10月28日(日)

<あと一泊だけ>

いよいよ最後の日となった。6泊7日の富士山暮らしはいささか退屈になる。
私はパソコンを持って来なかった。だからゆっくり本でも読もうと思ったけれど、それも果たせなかった、一体何をしていたかと言うと何もしていない、

一番やりたい事は絵を描く事。それは長年の宿題になっているが、一向に出来ないでいる。
窓越しやドア越しに見える樹々は、いろいろな色合いを見せていて、とても美しく、既に一枚の絵になっている。
姉が「絵を描いたら」と言った。
私ははカメラを取り出して、何枚も写真を撮った。あの深い緑や赤みのある樹々や秋を迎えた草の緑や黄色をどの様に絵に表わすか、到底、今の私には出来ないと思ったりする。

何だか暖房の効いた部屋でグズグズしている間に、顔が痒くなった。
驚いて薬を探す。しかし、そう言う時には見付からないものだ。やっと見付け出したが、大分、固くなっている。チューブを押さえて、やっと薬を出した。それでも効き目があった様で安心する。

一応、健康保険証や診察券は持って来ているが、この様な辺鄙なところで体の異変を起こしたくはない。気をつけようと思う。

今晩は、お楽しみのドラマが二つもあるので、これだけは欠かせない。







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10月29日(月)

出来るだけ早く出発しようと言う事になり11時に家を出た。
昨夜からのひどい雨も止んで、美しい青空が広がっている。こんな日があったら良かったのにと思いながらも、帰る日でもご機嫌な富士山が見られそうと安心する。

途中、ゴルフ場の練習場へ行って、富士山を撮った。
この場所が一番、素晴らしい富士山を撮る事が出来ると、管理事務所の人に聞いていたので、時々、写真を撮る事にしている。

ゴルフ練習場では打込みの練習をしていた。こんな美しい富士山に向かってゴルフをしている人がちょっと羨ましいと思った。
私もゴルフの道具を持っている。若い頃は少しは打てたが、もう、今では無理と言うもので残念だ。

やっと晴れた富士山を見る事が出来て嬉しかった。写真はいろいろと欲張って、シャッターを切った。これで満足。
河口湖道路を大月へ向かう。爽やかな秋の景色は彩りが美しい。途中、谷村PAに寄って朝食をとる。先回と同じく『卵掛けご飯』を食べた。が、先日程、魅力を感じないのは何故だろう?

談合坂SPには昼前に着いたので、何もかも空いていた。野菜を買う。隣の分も買うので二倍の荷物になる。
これも又、何時も通りにスターバックで買った物を『お持ち帰り』にする。

結局、ここで休憩後は、石川へは寄らずに真っ直ぐ大森へ向かった。
疲れた!ゴロンとしたら眠ってしまった。布団をイヤイヤ敷く。だらしのない事、いや、意気地の無い事おびただしい。
















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