昼飯を食ったが、ホテルのチェックインまではまだ時間があるので松本を彷徨う。
まずはお城を見ないとね。
やはりガイコツ人がうじゃうじゃ。日本人より多い感じだ。ま~俺もローマ、ウィーン、
パリやローマを旅したときには、そのうじゃうじゃガイコツ人のひとりになるんだ
けれどね^^;
やはりお城があるのは街の精神的シンボル。甲府や上田はちょっと寂しいもんね。
もう観光地はぜんぶ見たし、古い街並みも歩き回って写真を撮りまくったこともあるし、
どうしようかとブラブラ。。。
前回も大雪でどうしようかと「カフェ蔵シック」に来たんだっけなあ。あの漬物を
出してくれた親切なおばちゃんの勤務日だろうか?
にゃんと若夫婦で、か~わいい2歳くらいの女の子がいました。裸足で歩き回っており、
お母さんに頼まれて注文を取りに来ました♪ クリームたっぷりのコーヒーを指さして
「コレ?」と指定してきましたが、「おじちゃんはこっちがいいなあ~」とブレンドを
指さすと、しっかりそれを伝えてくれました(^益^)b
あらゆる生き物、小さい子供は大人をメロメロにさせますよねー。
うっひょひょひょお~~~♪とかわいい天使を見ていましたが、残念ながらお母さんと
御用で出かけてしまいました。。。じじばばと酒ばっかり飲んでいないで、こういう
子供と触れ合う時間もいいなあ。しかし問題は、子供の世話をする場合にはひと所に
定住しないと責任を果たせない。彷徨える旅人は無責任の無所属人間だからねえw
というわけで、地図を見ながら検討した結果、市立美術館に行くことにしました。
行ってみるとオォ、草間彌生かぁ。こちらの出身なんですよね。
撮影は出来ませんでしたが、例によって水玉のかぼちゃ、幻想的な鏡の間、天国への
階段などを見ました。草間さんは小さい頃から幻聴や幻想に苦しんでいたとか。
こちらはおっさんになって妄想や酩酊ばかりなんだが。あのくらくらするような水玉の
ドットは、ゴッホが苦悩の中でもだえるような草原を見ていたように、あんなふうに
世の中が見えているのかな、と思っていましたが、どうやら幻視・幻聴から身を守る
ためのおまじないのようなものだったらしいです。90歳にもなってものすごい創作を
続けているのって、大変な活力だなあと思っていましたけれど、彼女にとって創作は
必死に生きる術だったのか?