さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

喜多方 甲斐本家蔵座敷

2019年02月13日 | 東北シリーズ



これもまた凝った蔵造り。入り口が立派ですね。



こちらは長屋商店。酒屋は閉まっているのかー。



「吉の川」ですね。よく間違ってメニューに書いてあったりしますが、新潟の「吉乃川」
とは違う蔵です。



さてひときわ立派な造りの蔵。こちらは以前にも見物した「甲斐本家」です。米や味噌
醤油など、手広く事業を行った豪商の家です。

この螺旋階段、釘を使わずに組み合わせて造っております。超一流の職人にこれを
相談したら、「できるけど、金がかかるよ」と引き受けてくれたそうです。階段だけに
ゆうに家一軒分の費用がかかったとか。



庭のほうから蔵座敷を見物することができます。



ネット情報によると、非公開の地下室があり、戦時中にそこで西洋文化を楽しんだとか。
しぇー!見たい~www



贅の限りを尽くした造りです。余市の鰊御殿を思い出すなあ。



こちらの御殿、建築に7年かかったんだそうです。



廊下の天井はさりげなく洋風。



ガラスは手作り感のある微妙な歪み。



こういうひとつひとつの細部も完璧で、惚れ惚れしちゃって見飽きることがない。



この障子の枠は紫檀という材料で、サンプルの棒が置いてありました。これがすべすべで、
かなりの重さなんです。きっとすごいお値段なんでしょね。