さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

箱館奉行所 函館滞在10日間 14

2014年04月16日 | 北海道シリーズ



前日で函館ベイエリアを離れ、湯の川温泉にやってきたので、この日は路面電車に
乗って五稜郭に行きました。

今度の宿は、食事を全くつけずに素泊まり。何せすんごい立派なお料理が出てくる
ので、そんなん食べてたらとても連泊など出来ないのです。朝は前日に買っておいた
コンビニの軽いサンドイッチなど。コーヒーは豆とコーヒーミル、コーヒーメーカーまで
部屋に置いてあるのでとてもよい^^ なので今度は昼飯をしっかり食べられる態勢
なのですー。



五稜郭のすぐ前にある、人気のラーメン屋にやってきました。これは「黒ラーメン」。
やっと黒いやつを食べられた…。富山のブラックラーメンも、鹿児島の黒ラーメンも
食べそこね続きだったからなあー。でもここのは…。ちと油ギッシュだったかな…。
「黒」だってわからないほど油で覆われているでしょーw



今回はタワーに登りませんでした。快晴の函館山からの景色を堪能しましたからね。
上からの眺めは、チェングォと登ったときの画像をどうぞ~。夜景もありますよ^^



堀は凍っていました。足跡があるのは、どんな動物なのでしょうか…。



タワーの上から見れば、五稜郭は見事な5角形の星形。どんな方向から来ても
大砲で迎え撃てるという形なのです。ベイエリアから遠く内陸部に作ったのは、
黒船の大砲が届かない距離でなければならなかったからだそうです。



遠くに見える雪山がきれいですよ~。



さて、前回前々回と入らなかった箱館奉行所に行ってみることにしました。なにせ
500円とられるので敬遠していたわけ。



新築のようにきれいです。なにせ2010年に復元されたものですからねェ。

箱館奉行所は、幕末に黒船来航によって箱館と下田が開港されたことにより、
諸外国との交渉のために作られたものです。さらに蝦夷地の開拓や統治、まあ
北方侵略の起点にもなったのです。

でも明治維新の戊辰戦争最後の戦いの場所になった箱館戦争の舞台となり、結局
新築から数年で解体となったのでした。だからいま復元されてピッカピカなのは、
当時の様子そのままというわけですねー。

奉行の執務室であったこちらの表座敷は72畳の広さだそうです。



一番奥はもちろん偉い人オンリーの間。左の棚は、一枚板の豪華版だそうで。
きっとすごい値段だぞw

この復元工事、当時の写真やらなんやらをかき集め、全国の宮大工を呼び寄せて
念入りに再現したとか。すんごく大変だったんだぞ~というビデオをゆっくり見たの
ですぅ~(^益^)



たしかに細部をよくみると、いい仕事してますねェ~と言いたくなりますよね。この
瓦だって、当時の色のヴァリエーションをきっちり再現したとか。ご苦労様でし!