牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

大実験!ビールを先に飲んだほうが酔わない? いずれにせよ、飲みすぎには注意。

2019-02-13 12:30:06 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】



あれも科学、これも科学。

「とりあえずビール」と揶揄される一杯目のビールですが、ビール陣営からは擁護の声も上がっているようです。

曰く

「最初は度数の低いものの方が内臓に優しい」

「ビールに含まれる炭酸ガスは胃液の分泌を促進し、ホップは消化を助ける」


なるほどなるほど、ですが、上げる人がいれば、下げる人もいるようで、こんな論文が出たそうです。


Grape or grain but never the twain? A randomized controlled multiarm matched-triplet crossover trial of beer and wine

日本語にすると「ブドウと穀物は相いれない?~ビールとワインのちゃんぽん呑みの実験」てな感じになるのでしょうか。

英語なのでよくわからないのですが、縦に適当に読んだところによれば、ビールとワインを飲む順序を変えて、二日酔いの程度を比べたようです。



対照実験の図もある。


ビール⇒ワインのグループと、ワイン⇒ビールのグループと、ちゃんぽんしないグループ、という訳ですね。



結果は、、、、

ビールやワインを飲む順序によらず、飲み過ぎれば二日酔いの程度は同じ

という至極もっともな、しかし「ビールを先に飲めば大丈夫」という、冒頭に掲げた「とりあえずビール」擁護の意見は否定する結論を出しています。

実験そのものは科学的なようなのですが。。。。

でもね。

この実験で飲ませた量というのは、ビールは2.5パイント(1,420ml)、ワインが大き目グラス4杯のワインです。


どちらが先にせよい、ちょっと飲みすぎですよね。

また、ビールとワインとをスイッチするのは、呼気中アルコール濃度を計測し、0.05%を超えた時点で切り替えるとなっていますが、冒頭の意見は、そもそも最初にビールの方が消化も進みゆっくり飲める、といったメリットですから、「酔うまで飲んで、次にワイン」という話ではありません。

どちらも合理的な意見だとは思いますが、視点が違う。

まあ、大事なのは「お酒はほどほどに」ということなのでしょう。

自分も週末はマラソン大会だし、そろそろ控えめモードに入りましょう。



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いいちこ40周年の記念焼酎。ラグビーボール型のボトルなのはワールドカップ目当て?

2019-02-12 12:35:13 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                           
                           【公式HPはこちら↑】



業界紙に出ていたのですが、「いいちこ」の三和酒類さん、今年が「いいちこ」発売40周年ということで、40種類の原酒をブレンドした麦焼酎「iichiko 40」を発売するそうです。

40年にちなみ、40種類の原酒をブレンド、というのもすごいですが、紙面で目を引いたのは、そのボトル

カラー写真をネットで探したら、読売さんのネットニュースでありました。




現代美術のオブジェ?にも見えるこちら、「ラグビーボール」を3つ積み重ねた形になっていて、一番上のボールを取り外すとコルクの注ぎ口が現れるそうです。

なぜラグビー?と思ったら、「(三和酒類さんでは)全員でゴールを目指すラグビーの精神を大切にしている」ということらしい。
ボールが3つというのは、おそらくスタートアップが宇佐市の造り酒屋3社が集まってできた、ということにちなんでいるのかもしれませんね。


で、「ラグビーボール」で思い出したのですが、当社も懇意にさせていただいている八鹿酒造さんでもラグビービールを模したボトルのお酒を出されていますよ。



こちらは「ONE RUGBY,ONE OITA」と銘打った、2019年ラグビーワールドカップへ向けての商品です。

大分では大分市内の大分銀行ドームで試合があるということで企画されたそうです。
(「いいちこ」さんもそう謳ってはいませんが、実は大分のW杯を当て込んでいるのかもしれませんね)

中身は梅酒と麦焼酎。
ちょっと前に「なぜ梅酒?」とお聞きしたところ、「ラグビーボールの色って茶色だし」と教えて頂き、納得しました。

ところが、蔵元さんからの続報で改めて認識したのは、、、、、、


最近のラグビーボールは茶色じゃあないんですよね!




↑大会レプリカボール


と、いうことで、麦焼酎入りの方が近いようです。
(あ、ウチでもお取り扱いいたしますので、ご希望の向きはお問い合わせください。



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プーチン大統領は酒好き?酒嫌い?@日経新聞に出ていた政治家の酒、たばこ離れ

2019-02-11 17:58:25 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
                           【公式HPはこちら↑】



一昨日でしょうか、日経夕刊にこんな記事が。



酒・たばこ…去りゆく「名脇役」
減る宴席、会合は昼間に


記事の写真は古今東西の政治家。
政治につきものだった酒やたばこの影が薄くなった、という記事です。

かつての政治家は酒とたばこのイメージがついて回った。与野党の有力議員が料亭で酒を片手に政局を語りあい、外交の場では自国の酒を振る舞いあった。チャーチル英元首相や吉田茂元首相の写真では葉巻をくわえた姿が定番だ。いまは酒もたばこもやらない若者が増え、政治家も変わってきている。(略)

日中国交正常化の交渉の際、当時の田中角栄首相が周恩来首相とふらふらになるまでマオタイを酌み交わし、信頼を得たとか、日ソ共同宣言に至る交渉の中で河野農相(今の河野太郎外相のおじいさん)がフルシチョフ第一書記に対し「(自分がこの)ウォッカを飲んだら交渉を飲むか」と譲歩を迫ったとかの有名な話を引き合いに出す一方、現在の安倍首相や菅官房長官、河野外相などはお酒を飲まない、など、昨今の政治家の酒・たばこ離れに触れています。

トランプさんがお酒を飲まないことは以前ここでもネタにしましたが、今回の記事によればお兄さんがアルコール依存症で亡くなったとのことで、そんな理由もあったんですね。
(そういえば、記事の中で、プーチン大統領は「東洋美人を気に入った」「日ロ首脳会談では赤白のワインを提供」とか、酒好きの方に入れられていましたが、確かアルコールはあまり飲まないと聞いたこともあります。どっちなんでしょう。エリツィン元大統領はウォッカ漬けと言われていましたけどね)

人間を、お酒を飲むと本性が出る、と言いますが、炎上し易い今の世では、政治家、本性を出しちゃあまずいんですね。
(国会答弁などでもなかなか本当のことが出てこないのは、そんなご時世だからでしょか)



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酒粕を炙って(あぶって)食べる、その2

2019-02-10 13:28:38 | 酒の道具など
                           
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この前、炙った酒粕に砂糖醤油をちょっとつけると絶品!というのを知りました(と、ここで書きました)。

先日、ようやっと酒粕を調達?し、自宅で試してみようと思ったのですが。。。。。。


ウチの台所、IH化されていました。


困ったなぁ、ということで、代替案でチャレンジ。


①オーブントースターで焼く



②IHヒーターで底が波状のフライパン(グリルパンっていうのかな?)を熱して、そこで焼く



③IHヒーターについている「グリル」で焼く
(熱は上からなので、下にはアルミホイル)




出来上がりに砂糖醤油を添え、白鷹(超特撰)とともに。



写真の左上が①、右上が③、右下が②です。

①のオーブントースターは、両側から焼くせいか、表面パリパリ、中はしっとり系。砂糖醤油をつけると、、、、これはおいしい!

また、②のグリルパンで焼いたものは、焼き目はついたもののカラッと感がなく、お箸で食べるとぐちゃぐちゃになってしまって、「焼き粕漬け団子?」的な感じですね。

そして、③のグリル焼きは、見た目は炙りに近いのですが、ちょっと火が強すぎたようでね。ちょっと苦い(それがなければ①よりもいいかも)。


IH時代に「炙り」が死語にならないよう、「IH炙り器」とか開発するのも良いかもしれません。


福升印「IHアブラー」とか。



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雪の土曜営業日、じつは絶好の⚫️⚫️作業日和

2019-02-09 15:33:10 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
It’s snowing in Tokyo.

土曜営業の本日9日、都心でも積雪か?とテレビでは大騒ぎしていましたが、お昼の時点では大したことはなく、屋上のテーブルにうっすらと雪があるくらい。



2月だからかな、荷物も電話も少ないし、そして寒い!!!からでしょうか、冷蔵倉庫の整理をすることになりました。
(温度設定は6度とか7度なので、開けっ放しで作業しても影響がない)



はっきり言って外気よりも過ごしやすいですね(特に頭とかこめかみ)。

小一時間ほど作業して、貯め込んでいた熟成用のお酒や、意図せずに熟成されていた謎のソーテルヌなどを整理発見。
(と、いうか、ウチの倉庫で初めてソーテルヌ見ましたよ)

あとで味見してみましょう。

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節分豆のリメイク。酒のつまみに福升酢豆。

2019-02-08 12:26:44 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
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昨日、「何種類か酢を買ったりしている」と書きました。

その理由の一つ(あくまで一つ、です)は、こちら。



節分豆@一升枡、です。

毎日ポリポリ食べているのですが、このペースだと平成の間に食べ終えるのは難しいかも。

何かいいレシピはないかなぁ、とクックパッドで検索してみると、こんなのがあった。

・豚肉の中華風炊き込みご飯
・節分豆のかき揚げ
・節分豆とトマトジュースでミネストローネ
・節分豆で作る絶品ショコラ福豆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


皆さん、色々工夫されているようですが、自分的にはちょっと違うかなぁ、と思っていたところに、年末に勝沼のワイナリー巡りのお土産でワインビネガーを買ったのを思い出しました。

ビネガーに漬けてみたらどうだろう?

試しにちょっとやってみました。


これはワインビネガー


これはハインツの穀物酢


漬け込んだ翌日にはイイ感じになっています(まさに一夜漬け)。

ビールにも合うし、ワインにも合うし、日本酒にも合う。

ワインビネガーの方がまろやかな味わいですが、穀物酢の方もさっぱり感があってそれはそれでおいしい。

漬け込む際に何かスパイスを入れてもいいですね、、、、、結構広がりが出そうですね。

升本総本店謹製「福枡酢豆」とか売り出しちゃおうかなぁ。



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お酒を放っておくと酢になっちまう、んでしょうかね。

2019-02-07 12:13:26 | 附属酒類経済研究所
                           
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いま、ちょっとだけ酢に凝っている、というか、何種類か酢を買ってみたりしている。



そんなお酢ですが、実際の経験はないのですが、お酒を放っておくと「酢になっちまったぁぁ」というのはよく聞きますよね。

実際、高校の化学で、酢は酢酸を薄めたもので、酢酸というのはアルコールを酢酸発酵させてできる、と習ったおぼろげな記憶が。
(ついでに酢酸の無茶苦茶「ツン」とキツイ香り、というのは、ラベンダーの香りよりも印象深く覚えている)

それでは、実際に売っているお酢の原材料ってどんな感じなのかなぁ、と見てみました。



「米、アルコール、酒粕」と極めてシンプル。

本当にお酒から造っている、という感じですね。

ミツカンさんのホームページでも



お酒を造って、それに発酵の元になる酢を加えて酢酸発酵させて、熟成させる、とあります。

なんだか自分でも造れそうな気がしてきた。

ポイントは、「発酵の元になる酢」と「熟成」ということですね。
後者は寝かせれば良いとして、前者の元になる酢とは、、、

調べてみると、保存料などを加えていない、「生酢」というのを調達すればよいようです。

今度やってみよう。
(特にワインビネガーが作ってみたい)

ただ、体に酢酸菌が巣くってしまって、身近にあるお酒が全部お酢になってしまったら、、、、、、、

恐怖ですね。



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「エセ―(随想録)」を読みながら、、、、シャトー・モンテーニュ

2019-02-06 14:08:39 | 酒のご紹介
                           
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ソムリエさんをはじめ、ワイン流通に関わる皆さん、別にワインの名前を覚える(知っている)ことがメインではありませんが、ボルドーの格付け銘柄とかは、基礎的な知識として(一度は)覚えたりしますよね。

ただ、例えばボルドーなどはもちろんフランス語ですから、覚えにくいというか、すっと耳に入ってこない名前も少なくないのですが、こちらは一発で覚えましたよ。



格付け3級のマルゴーの「シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ」

「星の王子様」で有名な作家のサンテグジュペリの「ひいお爺さん」が所有し、今に至っているワインです。

それだけと言えばそれだけなんですが、知っている名前の人がワインにも関係しているというのは「ふーん」と思いますね。

と、言いつつ、そんな類のワイン、他にはあまりないなぁと思っていたら、ウチの倉庫にこんなワインがありました。


CHATEAU MICHELE DE MONTAIGNE
(シャトー ミッシェル・ド・モンテーニュ)


あれ、モンテーニュって、聞いたことがありますよ。
あの有名な「エセー(随想録)」を書いた人じゃありませんか。



高校時代、たぶん初めてセット買いした古本です(岩波文庫で6巻本とかだったので新本は買えなかった)。

確か名も「ミッシェル」だったし。
調べてみると、まさにピンポン!で、モンテーニュが住んでいた「モンテーニュ城」に付随するぶどう畑でのワインのようです。

由緒正しいモンテーニュですが、惜しむらくは、地域的にボルドーではなくベルジュラックであること。
地図を見ると、サンテミリオンまで3-4kmくらいですから、もうちょい!でした。

でも、正真正銘のモンテーニュゆかりのワイン。ヴィンテージも2004と熟成している頃ですから、ブックカフェさんとかにぴったりですね。

ちょっと在庫を確保しておきましょうか。



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老舗の焼き鳥屋さんで黒松白鷹の燗酒。レアなお猪口に出会いました。

2019-02-05 13:25:26 | 酒の道具など
                           
                           【公式HPはこちら↑】



二月某日。築地での集まり。

今回のお酒は菊正宗の燗酒
料理とも合うし、呑み飽きしないし、これぞ生?の辛口、ですね。

やっぱり燗酒はいいなぁ、と燗酒愛に火がついて、そのまま歩いて二軒目に。



こちら「白鷹」の看板は、八丁堀の老舗の焼き鳥屋さん。

もちろん燗酒は白鷹。
燗酒のお店って、青松白鷹の場合も少なくないのですが、このお店の場合は黒松白鷹

青松に比べ、辛口ながら甘みを感じるようなじんわりとした優しさ、と感じたのですが、ご一緒した?酒のプロは「青松よりも辛い」。
(すいません、、、、)

ついついお銚子が進んでしまいました。

で、お銚子はさておき、お猪口を見て「!!」思わず写真を撮りましたよ。



見ての通り、左右で「白鷹」の書体が異なっています。

右側が現在(というか、おそらく2~30年はこれ)のもの。髭文字系です。
これに対して左は細身で端正な佇まい。

かなり前のものらしいのですが、お店で大事に大事に使っていただいているんですね。

お猪口とお店に乾杯!でもう一杯!



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撮影NG!は忖度でした?。太田和彦「居酒屋へ行こう」@神楽坂「伊勢藤」さん

2019-02-04 12:34:50 | ご縁の会社・団体
                           
                           【公式HPはこちら↑】





書店で平積みになっている本を眺めていて、「むむむっ」となりました。





白鷹の樽が「どどどん」と置かれた表紙。

太田和彦さんの「居酒屋へ行こう」という新書本です(年末に出たらしい)。

吉田類さんと共に居酒屋探訪系では双璧とでもいえる太田さん、なんとなく意識高い系なので敬遠気味なのですが、白鷹を前面に出してくれるなんて、、、良い人です!!

写真のお店、もちろん知ってますよ。
神楽坂の名店「伊勢藤」さん、なのですが、、、、、、

ビールもノンアルもなくて「白鷹」しかないとか、声高にしゃべっていると「お静かに」と注意されるとか、色々な意味で緊張するお店で、テレビのロケなども断られていると聞いたことがあるような

そんな伊勢藤さんの店内の写真が表紙になっているとは、ちょっと驚きました。

ただ、太田さんの著書だから許す!ということもない気がしたので、食べログを見てみると、、、、



あらら、店内の写真、結構な数でありますね。
さすがにこれが全部ご主人の目を盗んでのものではないでしょうから、写真撮影はOKなんですね。

なーんか忖度しちゃいましたね。

でも、今後お邪魔した際も、写真は、、、、自分は撮れないだろうなぁ。

気の弱い升本総本店でした。



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棒? 直角? 枡の紋にも色々あります。

2019-02-03 14:03:51 | 酒の道具など
                           
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昨日、枡(節分の福枡でした)の話をしたせいではないでしょうが、週末ジョギングで枡を2つ見つけました。


と、言ってもリアルな枡ではなく、こちら。





枡の紋です。
MASU no SQUARE というのもカッコいいですね。

枡のお店かな?と思いつつ、ビル自体は普通のオフィスビル
ビルの入居者をみたら「桝屋」さんというのがあって、後で調べて見ると、多摩地域で食料品等を広く商っておられる会社さん。そこの収益物件のようでした。


そしてその先、30分くらい走った浅草・雷門前では、こんなお店も。



「西山」さん。甘味処のようです。

甘味処で枡?とも思ったのですが、もともとは小豆等の雑穀屋さんとのこと。

なるほど、紋が枡だけでなく、枡の上に、枡で量る際に表面を「すり切る」ための棒(枡掻き棒)が付いていますね。

お酒の場合は「すり切り」はしませんので付きませんが、米や雑穀の場合は「すり切り」ますもんね。

そう考えると、先ほどのオフィスビルの「枡屋」さんも、もともとは雑穀商さんだったらしく、それで棒がついている、、、、と思ったら、棒ではなく、直角になっている、、、、差し金・曲尺ですね。

昔から商家では「かね(=金)」ということで、紋に曲尺(かねじゃく)があしらわれている場合もあるといいますが、それなんでしょうか。

犬も走れば枡紋に当たる、週末ジョギングでした。



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明治?江戸?もっと昔? 節分の福枡、いつごろから使われていたのでしょうか。

2019-02-02 17:23:53 | 酒の道具など
                           
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明日は節分ですね。

節分と言えば豆まきで、豆まきと言えば、枡ですね。

と書いていて、思い出しました。

昨年の暮れ、赤穂浪士ネタで、討ち入りの際に枡を使って呑んでいる絵などが見当たらない、というお話を書きました。
いや、忠臣蔵に限らず。江戸時代の絵図などで枡を使ってお酒を呑んでいるものも見たことがない気がします。

そう考えてみると、江戸時代の漆器や陶器の杯や盃などは博物館などに残されていますが、「旧家の家紋入りの漆塗りの枡」など、酒を飲んだと思われる枡は残されていませんね。

それでは、江戸時代の節分豆まきの際、枡は使われていたのでしょうか?



、、、、調べてみると、北斎漫画に節分の絵があった。





確かに枡のようですが、神事の際などにも用いられる三方(さんぼう)と一体化?しているようにも見えます。





これなどは三方の上に枡が置かれているような。



でも、これ↓などは明らかに枡のみですね。




これもです。



この辺りから考えると、「枡呑み」とは違って節分の福枡の方は江戸時代からポピュラーだったようですね。


明日の節分、「枡」のことを改めて考えてみましょう。




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12種類って何が選ばれてるのかな? 平成を彩った日本酒@日本の酒情報館

2019-02-01 12:07:44 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
                           
                           【公式HPはこちら↑】



今日からもう2月。

新年あいさつが終わったころに行こう、と思っていたお酒関連のイベントも終わってしまったので、そのイベントをエア参観してみましょう。

場所はこちら


以前ご紹介したことがありますね。
酒造組合中央会の「日本の酒情報館」です。

移転・新装オープン以来、積極的にイベントなどを仕掛けておられるのですが、今冬はこんなイベントをやっている、というのを聞いて、興味津々だった。



「平成を彩った日本酒フェア」

12種類の日本酒が紹介・提供されているというもので、どんな銘柄が選ばれているのか、興味津々。
(英語表記だと「平成を象徴する」ですから、それなりに重い)

業界紙のネット情報では、その12種類(と思われる写真)が出ていました。



向こうから八海山や開運、木戸泉、亀泉、、、など。手前には獺祭もありますよ。

亀泉はCEL-24ですから確かに革新的なものだし、獺祭は確かに平成を代表する出世銘柄ですが、、、、、、、富久長などはどんな位置づけなのかなぁ。。。。。

蔵元さんの業界団体である酒造組合中央会が「これ!」と選んじゃうのって結構勇気があるなぁ、と思ったりもします。
(その辺りも館長さんに聞きたくて行きたかったのですが、残念)

ただ、記事を書こうとネットで調べていたら、こんな経緯らしい。

平成元年の級別制度の廃止、それに代わる新たな「特定名称」表示の導入、女性杜氏や外国人杜氏の活躍、海外での日本酒ブームなど、日本酒業界では、さまざまな出来事があった。(中略)
平成の時代に起きた日本酒業界の大きな出来事とともに、それを象徴する日本酒12種類を提供する。


なるほど、「女性杜氏」とか「外国人杜氏」とかそれぞれのテーマと紐づくお酒が選ばれているんですね。

獺祭は海外枠でしょうし、玉川は外国人杜氏枠富久長はI田さん枠でなくて女性杜氏枠、なのでしょう。

ある意味、腑に落ちましたが、それでもいろいろご意見とかありそうだなぁ。

【おまけ:提供された銘柄のリストも見つかりました】
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八海醸造「八海山 特別本醸造」、土井酒造場「開運 特別純米」、木戸泉酒造「木戸泉 秘蔵純米古酒 5年」、亀泉酒造「亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24」、今田酒造本店「富久長 純米吟醸 八反草」、旭日酒造「旭日 生?純米」、浅舞酒造「天の戸 美稲」、鶴乃江酒造「会津中将 生純米原酒 無濾過初しぼり」、旭酒造「獺祭 磨き二割三分」、木下酒造「玉川 純米吟醸 祝」、仙禽「モダン仙禽 亀の尾」、天山酒造「天山 Dosage Zero」
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