goo blog サービス終了のお知らせ 

牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

間違える人はいるわけないけど、TOKYOというCAVAはアリなのでしょうか?

2021-11-15 17:37:44 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】





先般、東京駅を通ったのですが、地下街でこんなワインが売られていました。







TOKYO
CAVA

東京土産にオススメ!
爽快スパークリングワイン



ラベルには東京駅舎のイラストTOKYO CAVAの字があしらわれています。

中身はCAVAと書いてるようにスペインのCAVAのようですが、「アレっ???」



これ、産地表示的に大丈夫なのかな?



実は以前出していたウチのPB「神楽坂ワイン」、2018年に新たなワインの表示基準が施行された際、「神楽坂」と書くと神楽坂産のブドウを使っていると誤認される恐れがあるので、ネーミングを変える、という事件?があったんです。


その際、あくまで使いたい当方と、メーカーさんとの議論はこんな感じでした。


「誰も神楽坂でブドウが収穫できると思っていませんよ!」

「思う人がいるかいないかではなく、地名を表示することはできません」



「そもそもこのワイン、『原料は輸入ワイン』と書いてあるので、国産とは思わないでしょう?」

「思う人がいるかいないかではなく、地名を表示することはできません」



「じゃあ、『神楽坂ワイン』ではなく、ラベルに「神楽坂」とだけ書くのではどうですか?」

「『神楽坂』も地名ですので、ダメです。」


「ウチが神楽坂ワイン(株)という会社だとして、会社名を冠したワインなら良いの?」

「ダメです。実際、東北の某地ワインメーカーがそのやり方をしようとして没になったという事例もあります」



と、取り付く島もない感じでした。


それからすると、この「TOKYO CAVA」、「CAVA」なのでスペインだし、東京産だと勘違いする人はいないと思うのですが、上記の流れだとアウトですよね。

ここは業界有数のインポーターさんのお店でもあり、その辺りに抜かりはないはずなので、大丈夫、ということ?

で、あれば、

神楽坂
Chardonnay

神楽坂土産にオススメ!
爽快白ワイン


というの、通りそうですよ。。。。


今度メーカーさんに聞いてみようっと。




★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 落語「試し酒」でお酒の都々... | トップ | 屋上栽培のサツマイモ。プラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

附属酒類経済研究所」カテゴリの最新記事