上京された蔵元さんとお話ししていて「今年はどう?」という話題になると「溶け具合」など、出来不出来による品質の違いに言及されることが多いのですが、先日お話しした蔵元さんは開口一番「値上がりがひどい!特に今年などはどうなるのか!!」と値段の話でちょっとご機嫌斜めなご様子でした。
何でも、量的に多く使う掛米用のお米を例にとると、安いクラスのものでも一昨年は10,800円、昨年は13,000円、今年は何と21,000円ということです。
確かにネットでお米の価格の推移を探してみてもそんな感じ(図は「市中での小売価格」なのでもっと激しいかも)ですね。

三菱総研コラムより
こうした値上がりに対し「食用のお米は消費者も値上げを理解するようになりましたよね」とも話していて出てきたのが、お酒とお米は価格形成という視点で同じか違うかという視点。
つまり、お米は農産物で価格は作況その他で上下することは普通だけど、お酒は(工業)製品なので「物価高騰による値上げ」はあっても、決して「時価」ではなく、上がったり下がったりはしない、ということです。
確かに現実はそうですが、冷静に考えてみると、昨今は生産者のお米へのこだわりも強く(消費者も)なっているし、原材料のお米の価格の上下で「時価」
でも受け入れるお客様っているのでは?とも思います。
「こだわりのお米で作る時価の酒」というジャンル、案外イケるかもしれません。
新年度のテーマにしてみようかなぁ。
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