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意外にも、実は日本人はワインの中ではスパークリングワインが好きだった。

2024-06-01 11:45:13 | 附属酒類経済研究所
                          
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一昨日かな、スパークリングワインの消費量の世界ランキングは1位はなんとドイツで、ということに触れました。

その時いくつかデータを見たのですが、知っているようで知らないことって色々あるんですよね。その一つが同じスパークリングワインでも、日本での状況

断片的な知識で、よくこんな会話をしたりしてます。

日本でもっとスパークリングを売りたいんですよね。外国に比べて全然売れないんですよ。ロゼワインもそうですけど、シェアも少ないし。


上の発言で「外国に比べ全然売れない」というのは、例えば一昨日の「ドイツの消費量350MioL」は多分ミリオンリットルなので3億5千万リットル。
これに対し日本の消費量を輸入量で代替すると4千500万リットル(たぶん)なので、けたが一つ違う感じで、「全然売れない」のは事実

ただ、「シェアが少ない」については、こんなデータが出ていました。



VIVINO


2011-2015のデータであるとか、色々調整はいるのでしょうが、これは各国のワイン消費量に対するスパークリングワインのシェア

これを見ると、1位はフィンランドで10.94%。要は10本に1本はスパークリングワイン、ということですね。2位はイタリアでこれもほぼ同水準
何故フィンランド-イタリアとくるのかよく判りませんが、10本に1本とは少ない気もしますね。

で、3位のスウェーデンに続き4位は日本です!!!
7.29%なのでなかなかの水準。

一方、消費総量では最大のドイツは2.77%で30~40位の辺り、フランスも20位くらいとなっています。

ランキングを見ると上位は北欧だったり、東欧があったり、ワインの消費総量とは違う傾向のようですね。

因みに、我が家はこの割合ではぶっちぎりの世界一。
お刺身など和食にも合うので、週末の家飲みはスパークリングにするので。

それも考え合わせると、「そもそもワインを水代わりに飲むのかどうか」というのかや、「スパークリングワインを飲むシーンをどう考えているのか(日常?祝祭?)」等に因っているようにも見えますね

いや、データを見るって大事です。



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