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昭和から一周回ってここ掘れワンワンではなく「語れるワイン」

2022-06-22 12:38:53 | 酒の本棚(書評?)
                          
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日経新聞一面の広告欄





思わず二度見ちゃいましたよ。


「家飲み」で身につける 語れるワイン
世界の富裕層が学ぶ一流の教養を、1000円台のワインから。


amazonの説明を見てみると、、、、

(略)ボルドーやブルゴーニュの高級銘柄の背景、格付けの読み解き方、ニューワールドの最新ワイン事情まで。
(略)「家飲み」を楽しみながら、教養と品格が身につく1冊です



「教養と品格」が身につくそうです。

「品格」はさておき、教養としてのワインというのは、「肉には赤、魚には白」とか、「やっぱりボルドー」とか、40年くらい前とかには確かにありました。

ただ、その後時代はバブルを経て、あまり肩ひじ張らずに楽しもう、という流れになり、以前ご紹介したような「鰻に赤ワインを合わせてみよう」的な本が出るようになりました。


そんな中、確かに最近では経済的格差が広がって、新たな階級社会というか、そういう意識を背景に、「ビジネスパーソンはそういう知識(教養?)を語れなきゃね」というワイン本とかも出てきている感があります。

実際、amazonの「ワイン」ジャンルのベストセラーを見ても、なんと!この本が1位で、5位にも「教養としてのワイン」という本が。
(この本も同じ著者の方ですね。「教養ワイン作家」さんかな)





なんだか「1周回って昭和末期」に、という感じでしょうか。


ページの例も示されています。



地域ごとに、お勧めの1本を紹介。
「家飲み」でその味を確かめながら教養が身につく

こうした「お勧めの1本」という構成も、インポーターさんも少なく入手し得るワインの種類に限りのあった昔はよくありましたね。

まさに1周回ってます。

ちなみに版元は「日本経済新聞出版社」(なので日経1面の広告なんですね)。

これを見て、ビジネスパーソンさんは心配になって買っているのでベストセラーになっているのかなぁ。

それ自体昭和な気もしますが、本当のところはどうなんでしょうね。



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