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ちょっと前、メディアの神楽坂記事の中で、「神楽坂に「最近」フラン
ス人が増えている」とあるのは本当かなぁ?という呟いた覚えがあります。
改めて気になったので、「国勢調査」の結果を調べてみました。
ご存知の通り、国勢調査は5年に一回、我が国に住んでいる人全員を対象に行う
調査で、調査項目には国籍も入っています。
しかも、一部の結果については、「神楽坂」等の小地域ごとの数字も出ているん
です。
この「小地域」×「国籍」について、見てみました。
残念ながら「小地域」になると、「フランス人」というのはないので、「外国人」ということ
になりましたが、「神楽坂(1~6丁目)」と「矢来町」の数字を拾ってみました。
平成7年までしか遡れませんでしたが、平成7年には神楽坂で1.6%、矢来町で1.5%だった外国人比率は平成27年調査では2.3%となっていて、この20年間でそこそこ増加しています。
10年前の平成17年と比べると、当時は神楽坂1.3%、矢来町1.4%ですから、この10年での増加傾向はより顕著です。
つまり、統計からは「最近、外国人が増えている」ということになりますね。
もちろん、外国人=フランス人ではありませんが、否定的に挙げた当該記事の「最近フランス人が増えている」というのはあながち間違いではないのかもしれません。
思い込みで人を否定してはいけませんね。反省、反省。
それはさておき、今年が調査年の国勢調査ですが、回収率が50%くらいと低迷しているそうです。
以前、「国勢調査は全数調査だし回収率というのはない!」と聞いたことがある気もするのですが、、、、
まさに時代なのでしょうか、と言いつつ、ここまで低い回収率だと「小地域の統計」とか「外国人の数」とかの精度はボロボロですよね。
皆さん、調査に協力しましょう!!!
(自分はもちろん提出しましたヨ)
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