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所用で赴いた新川からの帰途、地下鉄のビデオ広告で面白いものを見つけました。
車内故「パチリ」というのは難しかったので、会社に戻ってから検索したら、ありましたヨ。
文藝春秋が「文春マルシェ」というサイトを立ち上げたようです。
これまで常に情報と共にあった文春が、本当においしいものを全国から集めます。
「これってニュースだね!」と会話が弾むような、喜びと驚き、そしてとびきりの美味しさをお届けします。
うーん、普通に食材の通販です。
画面には、「おかず」とか「お米、パン、麺」「スイーツ」と並んで「文藝春秋」とか「週刊文春」のタブも。
雑誌の通販?あるいは「文春砲」という水鉄砲とかのグッズ?と思いきや、タブをクリックすると、
「文藝春秋(週刊文春)」の誌面で紹介され、文春マルシェでご購入いただける商品です。
ということでした。
通販シフトも出版社まで来ましたか、と思いましたが、こういう形で誌面とリンク、というのはストロングポイントかもしれません。
(一方で、「誌面で紹介してあげるから」と、タイアップ記事みたいな流れになると単なる広告雑誌になっちゃうので、両刃の剣といったところでしょうか)。
見た限り、「お酒」は免許の関係かまだ出ていないので、営業をかけてみても良いかな?と思い、運営形態等についてみてみると、「運営販売業者」というのがありました。
その会社を見てみると、手広く通販をやっている業者さんで、こちらに「お酒をやりませんか」というのはちょっと難しいかも。
もう一つ「共同販売業者」というのもあったので、そちらを見てみると、こちらは出版社向けに、出版社が新規事業で通販をやりたい、という際、パッケージで仕組みを提案するような会社さんのようです。
(「ミセス」の通販サイトなどもやっているようです)
なるほど、そんなビジネスがあるんですね。
戦うのではなく、武器を売れ。
良くも悪くも商売の基本です。
全ての広告が結局、電通か博報堂だというのと同様に、出版社の通販サイトが百花繚乱、でもプロデュースは皆同じ会社、という構図になるのかも。
(共倒れしても、プロデュース会社は損はしない)
で、それはさておき、文春マルシェ」へのお酒の売り込み、どうしましょうかね。
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