牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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値段安すぎ、度数高すぎ、甘すぎ日本のアルコールの扱い。

2018-11-24 12:30:38 | 附属酒類経済研究所
                           
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当然の「べし」です。



WHO「飲酒死亡 世界で年300万人」
酒類大手、規制に警戒感


世界保健機関(WHO)がまとめた「飲酒関連の死亡者は世界で年300万人を超える」という報告書に世界の酒類大手が身構えている。たばこと同様に、酒類でも増税や広告規制などを各国に求める可能性が高まることを警戒する。ビールの世界大手ではノンアルコール飲料を増やす動きも出始めている。


一昨日の日経朝刊。
WHOが9月に発表した報告書によれば、2016年に飲酒関連で死亡した人は世界中の死亡者のうち、なんと5.3%!!

20人に1人が飲酒が原因、ということになります。

で、「たばこの次はお酒か!」と酒類業界が身構えている、という論旨なのですが、この日経の記事では、実は日本はアルコールに甘い、ということは記されていません。
(忖度、なのでしょうか)


コンビニなどでは24時間お酒が売っていますし、スーパーの棚では、下手をするとジュースより安い価格でチューハイやビール系などのアルコール飲料が売られています。
しかもメーカーさんの商品開発の流れの一つは「高アルコール化」ですから、「何をかいわんや」です。

飲み過ぎる方が悪い!という指摘もありますが、(自分も含め)心の弱い人々には手軽にアルコールが手に入れやすいことこそ抑制すべきではないでしょうか。



で、記事では「(メーカーで)自主規制を」ということになっていますが、、、、、、


簡単ですよ。

①安売り競争をしない(価格訴求のみでの製品づくりをしない)。

②高アルコール競争をしない。

③(これは飲食店さんですが)特に飲み放題などの安売り競争をしない。


もちろん、我々流通も、(客寄せ的なコスト無視の)安売り競争からは離脱、です。






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