牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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杉玉、酒林、ならぬ「そば玉」@戸隠。

2014-06-09 14:35:27 | 酒の道具など
そろそろ色づいてきましたね

杉玉もしくは酒林

本来は、新酒ができたよ!というお知らせに吊るされ、青々とした葉の色が枯れて茶色がかってくるなどの変化が新酒の熟成の具合を物語る、ものですが、最近では年を通じて居酒屋さんなどでディスプレイとして飾られています。


さてさて、そんな杉玉ですが、戸隠のお蕎麦屋さんの軒先で変わった杉玉を見かけました。



ちょっと形が変わっていますね。アップでも一枚。



そう、鼓状とでもいうのでしょうか。

杉玉×鼓とかで検索してみると、戸隠神社のwebサイトに出ていました!!


【そば玉】
 戸隠のそば屋さんや宿泊施設の軒先には「そば玉」が下げられています。
 日本酒の蔵元に下げられる「杉玉」が新酒が出たことを知らせる目印なら、「そば玉」は新そばが出た事を知らせる目印になります。

 この「そば玉」は11月の蕎麦献納祭において戸隠の大神様の御霊をいただき、商売繁盛のご祈願をした物です。

 また、中間の鼓状の部分は戸隠特産の根曲り竹を用いた竹細工でできています。



なるほど。そういうものなんですね。

ただ、東京にも老舗のお蕎麦屋さんが数あれど、見たことないです。

ついでに、「そば玉」で検索してもほとんど出てこないことや、中間のくびれた部分が戸隠名産の竹細工とか、時代考証的に??なことを考えると、これ、比較的新しい風習、なのでしょうか。

でも、勉強になるなぁ。

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コメント
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