牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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パリジェンヌに負けるな!!(女性は強いね その2)

2008-06-19 12:37:54 | その他
まずは昨日の続報です。

ダービー牝馬のウォッカですが、wikipediaに名前の由来も出ていました。

まず、お父さんはタニノギムレット。


ご存知のように、ギムレットはジン・ベースのカクテルですが、お嬢さんの命名に際しては、「父よりも強くあってほしい」と、ジンよりもアルコール度数が高い(強い)酒であるウォッカにちなみ、さらに、ストレート(に命名すること)の方がアルコール度数が高い(強い)という意味で「タニノ」の冠名を付けなかったということです。

なーるほど。
そうすると、最後は世界最強の酒のコレしかないですね。


スピリタス from これもポーランド。
蒸留に蒸留を重ね、なんと96度。もはやバイオ燃料です。
スクリューキャップにちょっと注ぎ、テーブルに流してマッチをすると線状に炎がつきます。。。。

さて、その1に引き続き、女性は強いね(その2)です。

先日、弊社とご縁のビル管理会社から電話が入りました。

「フランスでは何歳からお酒飲めるの?」

さすがにフランスへは輸出していないのですが、一昨日ご紹介した本「アルコール」にしっかり出ていました。
「法定飲酒年齢 16歳」
だそうです。

でも、何で?

発端は、スターバックスさんからの電話、だそうです。

スターバックスさんから、ビルの管理会社に電話があり、「高校生が集団で喫煙しているので、注意してくれ」と言われたそうです。

担当者が様子を見にいくと、確かに高校生がタバコを手にしてたむろ。
注意しようとしたらしいのですが、ためらった挙句、戻ってきてしまいました。

なぜ注意しない?

担当者曰く「フランス人なんです!! それも女子高生なんです!! 何て言っていいのか分かりません!!」

(私もちょっと寄ってみました。、、、、遠くからさりげなく携帯で!)




この間、ビル管理会社の中では、

「おい、フランス語でタバコってなんていうんだ」

「タバコを見せて×というジェスチャーで通じるだろう」

「英語くらい通じるだろ。No Smokingだ!!」

「日本語も分かるんじゃないか?」

とどうでも良い会話が交わされていたそうですが、誰かが、

「でも、フランスでは高校生での酒もタバコもOKなのでは?」

「じゃあ、言っても返り討ちかなぁ?」

「何歳か調べよう」

と、弊社に連絡があった次第。


で、確かにフランスの飲酒年齢は16歳なので、高校生が飲んでも良いのですが、多くの法律は属地主義ですから、日本では日本の法律が適用されるはず。

要は、駄目です。

その後も、「新宿区はポイ捨て条例があるから禁止できる」とか

「いや、ビルの前は公開空地なのでポイ捨て条例は適用外だよ」

「サルコジ、怖いよぅ」

とか、意味不明の議論が延々行われた挙句、

「そうだ、交番に電話しよう」

となり、交番に電話して説明している矢先に、スタバさんから「もう帰っちゃった」と連絡が入ったそうです。

大山鳴動、女子高生去る、です。

「今度来たらガツンと注意してやる」そうですが、、、、、しっかりして下さいね。


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