さて、2004年6月15日に自分のHPを立ち上げたのですが、手持ちの古伊万里はさほど多くなく
しかもまだまだ初心者、当時の状況を考えれば、せいぜい2~3年も続けば関の山といった感じでした。
それでも、HPを通じて、Dr.kさん、ミーコさん、いに渋夫妻、猫の蔵夫妻、hibariさんといった先輩コレクターを交流を持つことになりました。
HPを始めてから1年程たったある日、7月にビッグサイトで「骨董ジャンボリー」が開催されることを知りました
今となっては記憶が定かではありませんが、いに渋夫妻より「骨董ジャンボリーでオフ会を」というお誘いを頂きました。
当時、いに渋夫妻は「古人の古伊万里の館」というHPを運営されており、見事な名品を公開しておられました
それに引き換えワタシはまだまだ初心者、かなり気後れはしたものの
日本最大規模の骨董祭を見てみたいという欲求に負けて参加することにしました。
そんな頃に栃木の業者さんから購入したのが↓の小皿です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/5b/6df79419ea2d0e63e8ecee4962d7f8e6.jpg)
濃みの美しい小皿ですが、縁に金直しがあります
そして何より、この品がワタシが初めて入手した「古人銘」の品でした.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/14/76487519e85723885237e2dd23fa5aa0.jpg)
さて、忘れもしない2005年7月23日、骨董ジャンボリーの会場で、いに渋夫妻、猫の蔵夫妻、hibariさんと会うことができました
当日は京都の業者さん(通称お休み処)のブースで会えるようにセッティングしていただき、お昼には食事をしながら骨董談義となりました。
とは言え、こちらは初心者の上に田舎者、かなり気後れしていたのは確かです
その後、2時間ばかり会場を見て目の保養をすることとなりましたが、残念ながら予算に見合う品はなく、この時は何も購入せずに帰ることになりました。
唯一、その時のジャンボリーで見かけ、後に購入できたのが↓の小皿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/9d/d9e50f0e8fbdf36caa4eecfebf9b1320.jpg)
このあたりの時代から藍九谷により魅力を感じていたのは間違いないところです。
会場を後にし、16時40分の新幹線に乗るべく東京駅で並んでいる時に、なんと都内の一部で震度5強を記録する地震が発生しました。
当時東京在住だった姉によると、地下鉄は長時間止まり、家に帰ったら食器棚がえらいことに、というかなりの混乱があったようです
「こりゃ今日中には帰れないか」とあきらめかけていたところ、30分程度の遅れで新幹線が発車(上越新幹線は被害がなかった)
どうにか当日中に帰ることができました。今も忘れられない思い出です。