社会的弱者にムチ打つ非道なやからに言う。鈍色の不安をどうするのか

失業者が3万人、さらに企業のリストラが進む。なんとかもちこたえているスティホームの社員でも自分の仕事が無い人々も多い。その不安感は鈍色の憂鬱となって社会の底辺に広がっている。
今、一番の問題は住まいであるのは間違いない。非正規社員、ネットカフェ難民には家賃の滞りが喫緊の課題である。そして、汐留の高級マンションを購入したばかりの課長クラスの家族でも、給与やボーナスの減額、あるいは所属する課の統廃合は住宅ローンの支払いに直結する。
家賃補助、住宅ローン補助の政策は明らかに不十分である。
これ程の社会的困難が顕著なのに[みんなで団結してがまんしょう、もんくばかりいうな、政府は一生懸命やっている]などのツィートをするものがいる。彼らは金をもらってデジタル書き込みをしているやからか、さもなくば極めて裕福な連中なのであろう。しかし、批判や文句を言わなければ補正予算が具体的な施策としてあらわれてこない。そうした連中は社会的弱者を無知打つ非道なるやからといえよう。