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「山菜」これは大地からの贈り物 その1

2008年07月07日 | 十勝地方の旬な情報
 



(ふきのとう・山わさび・アイヌネギ・葉わさび・コゴミ・三つ葉)の部
写真を拡大して山菜のありかや種類を確認してください。




  厳しい冬を耐え凌ぐと待望の“春”オイラの季節だ!!
まだまだ未熟者ですが、趣味と実益を兼ねた「山菜採り」の記録です。

オイラの「山菜採り」の師匠を紹介します。
性別:女性 ※年齢:80+?歳 ※出身地:東北地方の山間部
身体能力:視力=良い、聴力=良い、足・腰=悪い、記憶力=抜群に良い。
元職業:造林・造材飯場の炊事婦さん
山菜・家庭菜園に関しては本当に頼りになる師匠です。

ふきのとう

春一番は“ふきのとう”です。

散歩道のアチコチに残雪の中から、「こんにちは、今が旬ですよ。食べてください。」
















苦味(灰汁:あく)の強い“ふきのとう”は、細かく刻んで「ふきのとうのみそ炒め」にしていただきました。春を感じる一瞬です。


山わさび

   春の陽射しが暖かく感じ、土のシバレが抜ける頃独特の葉を出す。
根の部分を粗めにすりおろして薬味として食べます。
強力な辛みの山わさびは、すりおろしていると目と鼻に「ツーン」とくる。涙が出るほどです。


   すりおろしたら直ぐに醤油をかけて、アツアツのご飯にのせて食べると鼻に「ツーン」とくる。これが又堪らない、鼻の掃除には最適??
鯨の刺身と冷奴にこの山わさびタップリかけて、仲間と酒盛りした青春時代が懐かしい!!
家庭菜園に植えておくと、葉が相当の大きさになり、これに毛虫が付くので要注意。
葉が成長している時期は、辛みは抜けるようです。初冬、葉が枯れると辛み復活。


アイヌネギ(行者ニンニク)

  アイヌネギ採りからが本格的に山に入っての山菜取りです。
小鳥の囀りと、小川のせせらぎをBGMに一人ユッタリとアイヌネギを採っている時、至福のひと時です




  「お見事」「根の太さも申し分なし」残念ながら時期が少し遅かった。
近頃の異常気象、冬の積雪量、春先の気温などなど・・・・毎年採る時期が違うので大変です。



         この程度がベスト。
   天然物の強力な臭い。
スーパーなどで売っている栽培物とは比べものになりません。
帰りの車中はニンニク臭が充満し、以後数日は臭いがとれません。

調理方法、保存方法などはインターネットに多数紹介されています。

時々臭い匂いをしてTSNの会場に行って会員の皆様にご迷惑をおかけしています。

スミマセン!!















アイヌネギ(行者ニンニク)の採取時期は水芭蕉の開花時期とほぼ同じです。



このような群生を独り占めにするオマケもあります。



葉わさび

  アイヌネギを採りに行った時、偶然にも遭遇した葉わさびです。初めて見るので本当に
「葉わさび」?? 帰って「師匠」に見てもらったら、「葉わさびですよ」とのこと。
早速調理。根はすりおろして薬味として食べたら、辛みも充分。山わさびより味はまろやか。
葉は調理している時は目と鼻に「ツーン」とくる。これは相当に辛そう?晩酌を楽しみに冷蔵庫へ。いざ食べたら、全然辛みがない??失敗作だ!!
以後3回程、採ってきては挑戦したが辛みをだせません。ネットで検索したら辛みをだすのは結構難しいようです。今後も挑戦は続く・・・・・


コゴミ

  コゴミは灰汁や臭みもなく、採取してきたら直ぐ調理して食べれます。
葉をとる下処理がチョット面倒です。



三つ葉


  散歩道の堤防に生育していた三つ葉です。野生の三つ葉は栽培物にくらべ香りが強く、歯ごたえも抜群です。お浸しにすると違いがよくわかります。



後編へ続きます。


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