goo blog サービス終了のお知らせ 

とかちシニアネット・何か探し隊 !

北海道・十勝地方の旬の情報、TSN会員の旅行紀行などなど、リアルタイムで発信しております。

明治北海道十勝オーバル

2010年02月26日 | 十勝地方の旬な情報



屋内スケート場の契機 平成10年2月、長野冬季オリンピックのスピードスケート500mで、帯広出身の清水宏保選手が金メダルを獲得したことが契機となり、スケートのメッカである帯広・十勝に自然条件に左右されず、通年利用できる400m屋内リンクを設置したいという気運が高まり、平成17年、「北海道とかち帯広屋内スピードスケート場建設促進期成会」が設立された。


取り組みの経過
平成17年 北海道とかち帯広屋内スピードスケート場建設促進期成会設立
平成18年 実施設計が出来上がり、期成会で寄付や募金活動を開始。
平成19年 建設工事等契約締結し、本体工事に着工。
平成21年 ・ネーミングライツ契約で、施設愛称は「明治北海道十勝オーバル」と決定。
       ・工事竣工 7月31日。  ・使用開始 9月1日
       ・ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点の指定を受ける。(期間 9月1日~9月21日)
施設の概要
施設はスケートリンク(400m標準ダブルトラック 幅15m)と、中地に多目的広場があり、フットサル3面、テニス6面の競技場がある。スケートリンクの外周はランニング走路(1周470m 幅3m)になっていて、競技者の準備運動や一般の人達が天候に左右されずに運動不足の解消に役立てることが出来る。  観客席は1階正面に軽量スタンド1000席設置。立見席が2000席あり、合計3000人の収容能力がある。  総事業費は 6,071,085,000円  施設の概要
                                    
スタンド
 1階正面、1000席の軽量スタンドが設置されている。(使用しない時は壁に収納)







スケートリンク
スケートリンクは400m標準ダブルトラックで、幅は15mあります。スケートリンク

中地多目的広場:フットサル3面、テニスならば6面使用可能。中地使用時は上部から緑色のネットが下され、スケートリンクと隔離される。アナウンス室:スケートリンクゴール地点の正面2階に、総ガラス張りのアナウンス室があり、スケートリンク全体をみながら競技に関するアナウンスをする。

計時装置
 スピードスケートは、100分の1秒を争う競技なので、計時は正確でなければならない。ダブルトラックの場合はすべて自動写真判定(フォトフィニッシュ、フォトセル)、シングルトラック競技でも最終的には写真判定で測定する。

トレーニングルーム:写真はダンベルとランニングマシン
 トレーニング室があり、競技参加者のトレーニングや、一般市民のトレーニングに使用できる。日常的に利用可能なので是非活用されると良い。
(写真のほか、各種トレーニング器具がある。)

売店と二階の飲食コーナー
 各種スケート大会開催日には、外のプレハブで売店が出てあたたかいうどんや蕎麦、ホットドッグなどが販売され賑わっている。
 屋内にも二階に飲食・観覧コーナーがあり、窓から競技を見ながら休憩できる。自動販売機もあるので活用されると良い。

1階展示コーナー
 一階展示コーナーにはかつてオリンピックで活躍した清水宏保、堀井 学各選手の写真やメダル、器具類などが展示されている。

 国内2番目の屋内スピードスケート場完成により、国際大会も誘致され、1月には世界スピードスケート大会アジア予選や世界スプリント選手権大会が開催され、世界のトップスケーターが参加している。2月には、東北海道市町村対抗スケート大会、全日本ジュニア選手権大会、全日本選手権大会など国内の大きな大会が連続して開催された。
 十勝管内の小・中・高校生の大会も1シーズンに8回開催されるが、天候に左右されず常に最高のコンディションの中で競技ができ、自分の力を十分に発揮することができる。多くの豆スケーターがスケーティングの技術をしっかり身につけ、将来のオリンピック選手を目指して頑張ってほしい。



最新の画像もっと見る