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佐渡出身の長男坊「佐渡むじな」が、都会で過ごす日々の記録。佐渡と東京で得た情報を公開しております。

新潟寺泊~佐渡赤泊間を就航していた「えっさ丸」の行方~むじなの思い出

2005年09月07日 | Weblog
新潟寺泊~佐渡赤泊間を就航していた「えっさ丸」の行方~むじなの思い出

写真は今年の6月までに寺泊~赤泊間を就航していた佐渡汽船「えっさ丸」です。
国際総トン数は1487トン(通常の日本だと700トンクラス) 航海速力は13.2ノット(大体24km/h)と、大型カーフェリーをこじんまりと小さくした機能・実用的なカーフェリーです。
大きさとデザインで非常にバランスが纏まっている愛嬌あるフェリーです。
レジャーボートでも??と自家用で使いたいなぁ…と思わせるくらいの大きさでもあります?

平成17年6月から寺泊~赤泊間に高速船「あいびす」が就航した為に、唯一のカーフェリーであるえっさ丸は引退…。そして、現在は鹿児島商船株式会社がオーナーとなり鹿児島(鹿児島市鴨池港)~種子島(西之表)を結ぶフェリー「ぶーげんびりあ」として現在活躍しております。

この船は…佐渡汽船に勤めていたときに3回ほど乗船していましたが、佐渡汽船が就航しているフェリーの中で唯一の「自然の横揺れ」が体感できる船でした。これはスタビライザー(横揺れ防止の為に船体からニョーっと出るハネ)が搭載していない為、確か横揺れ防止策としてはバラスト(船底に海水を入れて”おもり”にする)だけだったのです…。
ちなみに大型フェリークラスでは、こさど丸以降よりスタビライザーが搭載しており、高度経済成長期に造船した純トンで3000トンクラスのおとめ丸・旧こがね丸は自然の揺れ方式でした。

船は自然の横揺れ(ローリング)が一番自然で良いのですが、旅客のことを考えたらやはりスタビライザーはかなり役に立ってます。

えっさ丸はここで頑張ってます
※その…鹿児島商船さんのホームページ、船の写真が一緒なんですけど(笑)

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