ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

ダムヌン サドゥアック

2011年11月01日 03時28分37秒 | 旅行


その昔、「水の都」と言われたバンコク。
今でも、タイバンコク付近にはいくつもの水上マーケットがある。

私が好きなのは、アンパワー。  (→ 過去ブログ 「アンパワー 水上マーケット」

タイ人に人気の観光地で、外国人観光客がほとんどいない。
だから、『地球の歩き方』にも載っていない、穴場。
外国人観光客がいないので「タイランド」なんて書かれたお土産はぜんぜんなく、
売っている物もおしゃれでタイ人のセンスが光っている。
夜には蛍がイルミネーションのように木々を飾る、いいところ。
近くの列車市場、メークローンとあわせて知り合いにはいつも紹介しているおすすめの場所。  (→ 過去ブログ 「メークローン 列車市場」

対して、『地球の歩き方』や、バンコク周辺のツアーには必ず登場する
人気の水上マーケット、ダムヌン・サドゥアック。
のんびりと見て回れるアンパワーと違い、船に乗せられてぐるぐると
お土産屋さん周りをさせられる、外国人観光客向けの水上マーケット。
だから、協力隊としてタイに来てタイを知る人間であれば行くだけ時間がもったいないかな
と思っていたけれど、何事も経験。
アンパワーと比べてみたい気持ちもあって、他国から隊員がやってきたときに
案内もかねて行ったみた。


バンコクから80km。
150年ほど前に造られた運河に、今なお生活の一部として機能する水上マーケット。
ここでの売り買いは、小船に乗ったまま行なわれる。
それを見ようと集まる外国人観光客で毎日賑わう。
     
      



運河沿いを歩いてのんびりするアンパワーと違い、売り子さんたちが道に顔を出し
「さあ、乗れ乗れ!」という勢いで船に乗せられる。
おお、かわいい、タイの国旗色の船。
      


船が出発すると、強制的にお土産屋さんめぐり。
ちょっとでもほしそうであれば、すぐさまこぎ手が船を店に近づけ、
お店の人はカギ棒で船をたぐり寄せる。 これはおもしろい。
    


値段は、バンコクの伊勢丹で買うよりは安いけれど、地方よりは多少高め。
外国人観光客向けなので、「タイランド」と書かれたお土産が目立ち、
象、タイ、象、タイ、象、タイ ばかり。
売り子さんたちも外国人慣れした感じ。
英語もここはけっこう通じる。
    


小さな水路や運河にはボートがひしめき合う。
騒がしくも色鮮やか。  
    

     



積み上げた果物、野菜、ココナッツジュース、
水上キッチンで作られるタイ料理。
コンロから湯気が立ち上って船が行く。
    


伝統的なチーク材造りの家、木造の小屋、網を繕う人々・・・。
果物がどっさり運ばれていき、所狭しと船が行き交う活気はなかなかの見応え。
    

  
一度は行ってみたかったダムヌンサドゥアック水上マーケット。
私には一度で十分だけど、
初めて来た人は、タイらしさを感じて、きっと興奮する観光地だ。

      

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