食べてしまった。
昼に食堂に行くと、大好きな食堂のおばちゃんが
「さちえ、これ食べられる?」
と、皿を指す。
見ると、唐辛子やタマネギがちらりと見える。
また、日本人の私に“辛いけど食べられるのか”と聞いているのだと思い、
「食べられます!」
と元気よく答える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c8/3c6a792c84a26955b0eb59b963c3bd94.jpg)
最初は全然辛いものが食べられなかった私が、
今ではタイ人並みに食べられるようになり、
一番喜んでくれるのが、食堂のおばちゃん。
「さちえはもうタイ人になったのね。」と。
だけど、
「食べられます。」と答える私に
「本当に?」と聞き返すおばちゃん。
「これよくみてごらん。」
といわれて、目をこらしてみると
これは・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/56/cb0178495bdcb8ce0829dd3619afe8c1.jpg)
噂に聞いていた、イサーンで食べるというアリの卵。
カイモッデーン。
タマネギやネギと和えられた蟻の卵。よく見ると蟻も入っている。
親子丼みたいな…
これ、ご馳走なのだ。
おばちゃんの説明によると、
蟻の巣は木の上にあるらしく、これはマンゴーの木にいた蟻。
とるときに、蟻に噛まれるからとても痛い。
卵を産むのは一年に一度で、これを食べられるのは
とても珍しく貴重で、ごちそうなのだという。
それならば、食べてみるしかないでしょう。
以前、チンリートと呼ばれるこおろぎは食べたことがある。
(過去ブログ→「食べてしまった イサーン名物 本物の昆虫 チンリート(こおろぎ)」 )
勇気をふり絞って食べた。
その国の人たちがごちそうとするもの、おいしいとするものを
いくら自分の価値観からは異様に感じても、
顔をしかめいやがって見せたり、かたくなに拒否し続けるのは、
とんでもなく失礼なことだと思う。
もし、日本の料理、たとえば刺身、あれを「気持ち悪い」なんて言われたら
それを美味しいとしている私たちにとっては、やっぱり嫌なものだ。
ということで、トライ。
「さちえ、食べてみて、食べてみて。」
とみんながおいしいものを食べさせたいと私に勧めてくれるから。
食べるしかないでしょう!
日本の二本松訓練所で、先輩隊員から蟻の卵料理の写真を見せてもらい
イサーンではごちそうなのだと聞いたとき、
タイに行っても、イサーンに住んでも、食べられる気は全くしなかった。
だが、人間慣れていくものだ。
いただきまーす。
噛むとプチュッと汁が出て、それが濃厚。
コオロギを食べたあの時の勇気よりも、手足がない分、蟻の卵の方がイケる。
カオニャオ(もち米)と一緒に食べるとおいしいといわれ、
カオニャオにのせて食べてみる。
うん、アロイ(=おいしい)。
めったに食べられない、大人気メニューで、
みんなが「カイモッデーン!カイモッデーン!」と喜んで
ちょっとずつ分け合い、あっという間に皿は空っぽ。
カイモッデーン(蟻の卵)
じっと見るとつやつやして、なんだかかわいらしいじゃないの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/38/122aeb21c97cc1fd03280b18a57a70e9.jpg)
うーん。
色白でかわいいやつ。
おいしくいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/09/e998b724431ec23629864a12fc482963.jpg)
昼に食堂に行くと、大好きな食堂のおばちゃんが
「さちえ、これ食べられる?」
と、皿を指す。
見ると、唐辛子やタマネギがちらりと見える。
また、日本人の私に“辛いけど食べられるのか”と聞いているのだと思い、
「食べられます!」
と元気よく答える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c8/3c6a792c84a26955b0eb59b963c3bd94.jpg)
最初は全然辛いものが食べられなかった私が、
今ではタイ人並みに食べられるようになり、
一番喜んでくれるのが、食堂のおばちゃん。
「さちえはもうタイ人になったのね。」と。
だけど、
「食べられます。」と答える私に
「本当に?」と聞き返すおばちゃん。
「これよくみてごらん。」
といわれて、目をこらしてみると
これは・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/56/cb0178495bdcb8ce0829dd3619afe8c1.jpg)
噂に聞いていた、イサーンで食べるというアリの卵。
カイモッデーン。
タマネギやネギと和えられた蟻の卵。よく見ると蟻も入っている。
親子丼みたいな…
これ、ご馳走なのだ。
おばちゃんの説明によると、
蟻の巣は木の上にあるらしく、これはマンゴーの木にいた蟻。
とるときに、蟻に噛まれるからとても痛い。
卵を産むのは一年に一度で、これを食べられるのは
とても珍しく貴重で、ごちそうなのだという。
それならば、食べてみるしかないでしょう。
以前、チンリートと呼ばれるこおろぎは食べたことがある。
(過去ブログ→「食べてしまった イサーン名物 本物の昆虫 チンリート(こおろぎ)」 )
勇気をふり絞って食べた。
その国の人たちがごちそうとするもの、おいしいとするものを
いくら自分の価値観からは異様に感じても、
顔をしかめいやがって見せたり、かたくなに拒否し続けるのは、
とんでもなく失礼なことだと思う。
もし、日本の料理、たとえば刺身、あれを「気持ち悪い」なんて言われたら
それを美味しいとしている私たちにとっては、やっぱり嫌なものだ。
ということで、トライ。
「さちえ、食べてみて、食べてみて。」
とみんながおいしいものを食べさせたいと私に勧めてくれるから。
食べるしかないでしょう!
日本の二本松訓練所で、先輩隊員から蟻の卵料理の写真を見せてもらい
イサーンではごちそうなのだと聞いたとき、
タイに行っても、イサーンに住んでも、食べられる気は全くしなかった。
だが、人間慣れていくものだ。
いただきまーす。
噛むとプチュッと汁が出て、それが濃厚。
コオロギを食べたあの時の勇気よりも、手足がない分、蟻の卵の方がイケる。
カオニャオ(もち米)と一緒に食べるとおいしいといわれ、
カオニャオにのせて食べてみる。
うん、アロイ(=おいしい)。
めったに食べられない、大人気メニューで、
みんなが「カイモッデーン!カイモッデーン!」と喜んで
ちょっとずつ分け合い、あっという間に皿は空っぽ。
カイモッデーン(蟻の卵)
じっと見るとつやつやして、なんだかかわいらしいじゃないの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/38/122aeb21c97cc1fd03280b18a57a70e9.jpg)
うーん。
色白でかわいいやつ。
おいしくいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/09/e998b724431ec23629864a12fc482963.jpg)