ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

クレット島

2011年06月19日 20時20分52秒 | 旅行
クレット島    เกาะเกร็ด
     

バンコクから北へ20㎞、車で約50分ほど、ノンタブリ県にあるクレット島。
バンコクからも近く、タイ人に人気の観光地。
別名「素焼きとお菓子の島」
クレット島近くで活動する隊員がいるため、任地訪問とクレット島観光に行く。
     


クレット島は今から200年ほど前に
チャオプラヤー川から運河を渡したときにできた中州。
クレットの意味は「小さい」「小川をつなぐ運河」という意味。
主な島の住民は紀元前2000年以上も前からの歴史をもつ
モン族をルーツとする人たち。
アユタヤ王朝からバンコクに遷都するときに移住し、その末裔が住む。
島のあちこちにはモン族の言葉で書かれた文字がある。
素焼きの焼き物の産地として有名で、生産量はタイ国内で最も多い。
島の住民のほとんどが焼き物か製菓にかかわって暮らしているのだとか。
    


島は一周して約7キロメートル。 
1日40バーツで自転車レンタルもOK。


かつてはいたるところに焼き窯があったようで、
今は土に埋もれた陶器  草に覆われた焼き窯が島にいくつも残っている。
            


細い路地、入り組んだ道々、そこに並ぶ店、
砂浜もヤシの木もないこの島は江ノ島を思わせる雰囲気。
なんでだろう。
島って共通する何か独特の雰囲気と良さがある。
       


島内の古びた寺も、遺跡に近いんじゃないかと言うくらいぼろぼろに崩れたジェディも
きれいに保存されてないからこそ味わい深い。
     

            



かわいい小さな素焼きの水差しを購入。
1つ20バーツ。(60円)   
草花を入れて飾ろう。
    


おしゃれなカフェ、おしゃれなレストラン、おしゃれなお菓子屋さん。
おしゃれなお土産屋さん。
おしゃれなガラス細工。
クレット島ではお花の天ぷらが名物。アンチャンという藍色をした花を揚げる。
これもまたおしゃれ。
       

    

       
 

  
陶芸工房は自由に見ることができる。
なんのパフォーマンスがあるわけでもなく、それだけに
この島の人々の生活と陶芸が共にあるのだなと感じる。
      


おもしろいものがずらりと並んで、島独自の雰囲気があり、食べ歩きが楽しい。
外国人観光客はほとんどいない、タイ人に任期の観光地、それもいい。
一日中いてもこれは飽きないぞ。

  


斜めに傾いたジェディが運河を見渡す。
このジェディがクレット島のシンボル。
    


アヌッサワリー駅から 166・177バスで 19バーツ。(57円)
ぺッブリー通りから M35バスで 20バーツ。(60円)
モーチットバスターミナルから 104バス、ワットポーからなら 32バス。 などなど。
島への渡し船 2バーツ。(6円)
    


バンコクから手頃な値段と手頃な時間で行ける、ノスタルジックで魅力たっぷりの島。
クレット島 おすすめします。

    

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