ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

ロイクラトン

2011年11月12日 23時39分13秒 | タイ文化


 ลอยกระทง ロイクラトン
   
       



ロイクラトンは、タイの伝統行事。
陰暦12月の満月の夜、
水の精霊に感謝を捧げ、また罪や汚れを水に流し、魂を清めるお祭り。

  ลอย ロイ(=流す) 
  กระทง クラトン(=灯篭)の意味。
日本語では「灯篭流し」

バナナの幹や葉、紙で作った灯篭をロウソクや線香や花で美しく飾り
満月を映す水面に流す。
    

タイの行事や祭りはほとんど陰暦に基づいて行われ、
日本のように毎年決まった日にお祭りがあるわけではない。
去年は11月21日だった。
今年は、11月12日が満月にあたり、その前後を含めて、タイ各地でロイクラトンが行われる。
    

ロイクラトンは、水かけ祭りのソンクラーンに次ぐ大きな行事で、
      (→ソンクラーン関連ブログ 2011.4.13 「ソンクラーン in カオサン」 4.14「ソンクラーン in チェンマイ」 4.4 「ソンクラーン in コンケン第9特別教育センター」


タイの人はみな楽しみにしていて、ロイクラトンが近づくとタイ中がロイクラトン一色になる。
子どもたちも大人もタイの民族衣装で着飾る。
      


配属先 コンケン第9特別教育センターでも、昨年は子どもたち保護者、先生みんなで前日から灯篭を作り、
大きな川にみんなで出かけて流した。   (→過去ブログ 2010.11.18「明日はロイクラトン」 11.19「ロイクラトン~コンケン第9特別教育センター~」
   


今年は、まさかの日本でのロイクラトンになってしまったが、
ここからタイの洪水被害が速く収まり、タイ人たちに一日も早く日常が戻るようにと祈りを込める。



ロイクラトンでは、各地に特色があり、特にチェンマイではコムローイと呼ばれる
熱気球を空に飛ばす。
火の付いたランタンを空に飛ばすのだから、それはそれは美しいが、
安全管理が厳しい日本ではあり得ないだろうお祭り。
去年見た、夜空に一斉に放たれるコムローイの美しかったこと。
感動して、涙が出て、これだけでタイにきて良かったとさえ思った。


  タイ チェンマイ サンサーイイーペン  
  メージョー大学裏 トゥドンカッサターンランナー寺院にて行わたサンサーイイーペン。
          (→2010.11.20ブログ 「サンサーイイーペン コムローイの夜空」

    


    コムローイが一斉に上がるとき
       

    

 空を埋め尽くすコムローイ、その後ろに咲く花火。
       



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