ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

ソンクラーン行事 in  コンケン第9特別教育センター

2011年04月04日 16時20分08秒 | コンケン 第9特別教育センター
普通の観光ではまずできない体験 その1

私の家族がコンケン第9特別教育センターへ。  
ちょうどこの日は、我がセンターではソンクラーン行事。

ソンクラーンとはミャンマーやラオス、タイでの新年を祝う旧正月。
4月13日~15日の3日間。
仏像や仏塔、家族の年長者の手に水をかけお清めをし、相手に敬意を示す。
現在では新年というより、一年で最も楽しい国を挙げての祭り行事となった。
4月はタイで最も暑い時期。
水にもかかりたくなるというもの。

配属先、第9特別教育センターコンケンでは4日にソンクラーン行事。


まずは、仏像に水をかけて清める。
     


ずらりと並んだセンター長、副センター長たちに混じって、
VIP席へ招かれる私の家族。
   


職員、保護者、子どもたちが次々にやってきてひざまずき、手に水をかける。
センター長たちは
「幸せであるように。」「健康でいられるように。」など祈りの言葉を口にしながら
ひざまずいている人の頭や肩に水をかけてやる。
かけてやる側(=偉い地位のある人たちずらり)に混じって、
見よう見まねで真似している家族。
        


普通の旅行客には絶対にできない経験。
タイの東北部の特別教育センターで、センター長たちと同じ席に座り
ソンクラーンの水かけ。
日本人独特の“遠慮”をしつつも、家族は感激。
     


私も自分の親の手に、このタイ王国で、この国の儀式に習って
水をかける日があるとは、思いもしなかったこと。
親に、敬意を示して水をかける。
      
   

ソンクラーンではふざけても無礼講なので、
ペーンポーンという白い粉(→1月28日ブログ 「タイ人必須アイテム ペーングポング=パウダー」
を水で溶いたものを人の顔にぬりたくったり、
水を背中から流し込んだり、
センター長を捕まえて頭から水を浴びせたり、
歓声を上げながら、大人も子どもも楽しむ。
私も同じく。   
        
           







さて、タイ王国のソンクラーンは13・14・15日の3日間。
チェンマイが本場といわれ、バンコクではバックパッカーが集まり
外国人が多いカオサン通りが激しい水かけ合戦で有名。
私の任地コンケンも、カオニャオ通りでは
バスが粉で真っ白になるほど激しいのだとか。
さて、1年9ヶ月の任期である私には一度しかないソンクラーン。
1年で最も楽しいと言われるソンクラーンを、どこで過ごそうか。
バンコクカオサン通りと、チェンマイの両方を堪能したいけれど。

どれほどの激しさなのか、楽しみ、楽しみ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。