ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

ロイクラトン in ラーンガンエーン

2011年11月12日 20時25分02秒 | 日記

今日はロイクラトン。   (→ 関連記事 「ロイクラトン」


タイの大事なお祭りの日。

任地のコンケンで、配属先の同僚たちがロイクラトンに連れて行ってあげるからね、
と言ってくれていて、楽しみにしていたのに、まさかの日本にいる。 (→過去ブログ 「国外退避」
国外退避となり、じっと日本でバンコクの水がおさまるのを待つ毎日。   
季節は冬に向かい、タイにはない寒さを日本で感じている。


ロイクラトンに行きたかったなあ・・・
と、とても寂しく思っていると、福岡のタイ料理店から
「ロイクラトンパーティをするよ、ぜひおいで!」とお誘いがきた。

日本に帰ってきて、しばらくするとタイ料理が心底恋しくなり、
福岡にあるタイ料理屋さんを調べていってみたのが、ラーンガンエン。
タイ人のシェフと、日本人の奥様のオーナー夫妻が気さくで明るくてとても素敵。
ちょくちょくと遊びに行っている。


このロイクラトンの日に、家で過ごすなんてあり得ない。
喜んで馳せ参上する。

お店の中にはタイ料理やイサーン料理が並び、タイ人とタイ好きの日本人たちが集まっていい雰囲気。
オーナーのガンさんが、厨房に招き入れてくれ、そこでクラトンをつくるのを手伝う。
   


クラトンとは、川に流す灯篭で、バナナの幹や葉っぱ、そして色とりどりの花をつかって
時間をかけて造りあげるもの。
大作になると、こういうものになる。
   


しかし、バナナの木も葉もここでは簡単には手に入らないので、
100円ショップの発泡スチロールや造花を使う。
さてどんなクラトンになるかな?    
    


日本で去年のようにクラトンが作れるなんて、うれしい!
    


楽しい~!!!
    


飾りつけもクラトンっぽく。
    


ここは、こうね。ここはこうしようね。
    


超真剣!!
          


できたー!!
    


できたよー!!!
    


でーーきーーーたーー!!!
    


タイでは造ったクラトンは祈りを込めて川に流す。

店の中で、クラトンにタンブンが始まった。
タンブンは、簡単に言うと寄付やお布施。
タイでは、持っている者が持っていない者にあげる、施す、ということが至極当たり前だ。
持ってる者も威張るわけではなく、持っていない者が卑屈になるわけでもなく、当然のこととしてやりとりされる。
タンブンはタイの日常だ。


店の中のみんなが、クラトンにタンブンする。
お金を入れる。
これは、タイの洪水被害への義援金になる。
    


日本の福岡から、 タイへ。

      









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