例のSTM32F103RET6なボードが届きました(昨日)。
その後寝落ちしてしまいました、本業多忙^^;
中華製品は初期不良を勘案して予備を買っておくものですが今回はケチって(USD 7.10^^;)1個のみ
Fakeや初期不良が無いことを祈りつつチェックします
なお当ボードについての情報がまとまってたサイトを本日発見、
回路図等々の詰め合わせアーカイブへのリンクも張られており、ありがたくDL(多謝^^~♪)
この体裁のボードなのでMCUの型番さえ合っていればいいのですが、
今回のTrezor cloneではFlashが512K無いと即アウトなのでそれだけは確認します
(1) BOOT0/BOOT1のジャンパはスイッチになっています、
Flash書き込みmodeでの起動は"BOOT0=HIGH & BOOT1=LOW"なはず(過去記事)
FTDI USBシリアル基板のRX/TX/GNDをボードにつなぎ、ボードのUSBをPCに接続
COM1がアサインされたので、STM32 Loader Demonstrator(!)を起動、
設定は
で結果は512K読み書きできました
(2) 念のためSTM32flashでRAMの容量等も
(1)で使った接続のままmSTm32flashを起動、COM1を指定
以下結果、RAM64K/Flash512Kなのが見える
大丈夫そうなのでLチカを
開封時にはUSBをつないだら勝手にLチカしていましたが、
STM32 Loader Demonstratorでさっさと全消去してしまったのでこの時点ではFlashはカラの状態
LEDはPB11に繋がってるのがPCB上物理的に見えます^^;
このあとSPI接続なOLED(白)が来ないと肝心のTrezor clone製作には入れないのですが、
今回MCUを製品で使われてるSTM32F205RET6でなく、STM103RET6にしたのでFlashの容量とかは512Kで問題無いのですが、
・ピンコンパチなはず(LQFP64)
・Clockが製品120MHzに対して定格では最高72MHz(OCで120MHz位は行ける可能性はあるがまぁウォレットではやらない方が吉でしょう^^;)
--> BootloaderやFirmwareのクロック設定の箇所を手直しする必要あり
・ARTメモリアクセラレータが無いのでF2の様にゼロウェイトでFlashにはアクセス出来ない
--> Clock差以上の性能差
といずれにしてもMCUのスペックに由来する部分はソースをいじる必要ありかと(Libopencm3のSTM32F2用の関数をF1用に置き換えて動作確認が必要)
ロジック等々本質的なところをいじる訳ではないのでまぁ何とかなるだろう位な感じですが、最悪駄目な場合はF205RET6を再度買って(2個でUSD 10位)完成させます
更には積み基板になっているNucleo-401REの初期版(MCU側にクリスタルが載っていない^^;)のがあるので、
ST-Link2部分のクロックをMCU側に供給するジャンパをハンダショートさせて使うことも検討しています(スペック的にほぼ手直し無しでいける?)
とは言え追加コストをかけずかつコンパクトに仕上げたいので出来ればF1でなんとかしたいです
BOM1.1に"STM32F10xRxT6"とあったので、STM32F101RET6でもいけるような感じではあります^^;
せっかくなのでLチカでもしますが、OLEDが来るまで
あとGitで本家のリポジトリからForkさせましょうか、F1用FWということで^^