昨日まだ1000円のうちにぽちっときました、到着待ち。
Wi-SUNが試せるかもという、のとTIのマイコン基板として使えるかもというのがポイント。
MCUがBeagle Bone Blackと一緒(AM3352 で昔のrevのBBBと一緒、rev. C とは異なるので注意...)ということでBBBのイメージでLinuxが起動するという情報が既出。手元で再現を試みる前に情報整理。
そもそもこれ何?「P2P電力取引プラットフォーム」用の機器だったらしい...。2019年ごろ。以下IMpressの仮想通過Watchから引用。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/bc/06f8872cd6c3cd2940dcc09227ddb5d4.jpg)
こちらの会社。この機器を使ってのブロックチェーンを利用した電力売買事業は取り敢えず終了ということか。
その他のリンク: ココ、ココ。
なおWi-SUNは送信時間に制限アリ(1時間に360秒)、緩和の話も見かけたが法令順守で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/84/03f4066f8a1e5777b1768ef60857061f.jpg)
0. 基板上に生えてるMPU_DEBUGのシルクのシリアル(RXD, TXD, GND)は 115200bpsで。
本件マニュアルより
1. @tceoo1 さん曰く、マルツのページに記載のBBBの復旧手順がそのまま適用可能とのこと。
コレをDLする。これSDから起動するとeMMCがフォーマットされてファイルシステムが作成されるとのこと。
2. ハードの構成がBBBとは異なるので起動時にエラーは出るが、デバイスツリーで対処。
カーネルが起動できず落ちるが、/boot/uEnv.txtを編集すれば起動するとのこと。
uboot_overlay_pru=/lib/firmware/AM335X-PRU-RPROC-4-19-TI-00A0.dtbo をコメントアウトして
uboot_overlay_pru=/lib/firmware/AM335X-PRU-UIO-00A0.dtbo のコメントを外す
3. LANケーブルを挿すとpingを飛ばせるらしい。
HTTPとSSHは上がっているとのことで外部からSSHで接続、シリアルコンソールは外せる。
但し起動するたびに内蔵EthernetのMACアドレスが変わるとのこと...。
4. データシートによると最大6つのUART、DEBUG_CONSOLEに一つ出てるからあと5つがどっかに繋がっており、そのうち1つがWi-SUNモジュール用なはず。
そのシリアルからSKSTACK-IP用SKコマンドを打って、スマートメーターからデータ取得する迄が当面のゴール。
(Wi-SUNモジュール外して別のマイコンからシリアルでつなぐ手もあるがコネクタがアレで、秋月でUSBに変換する基板を売っているがJPY3.58Kなのでパス)
5. SKSTACK-IP用SKコマンドのマニュアルが欲しいが、ジャンクケースのおまけ基板なのでUID/PASSが貰えてなさそうなので本家からはDL不可。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/cc/50d94d93450f717f19fc1afd4c56b646.jpg)
でもRohmから出てる「BP35A11コマンドリファレンスマニュアル」をググると(死語? ^^;)なんとなくヒットして入手できる。
RohmのHPからだとやはりUID/PASSを求められる... がスタートアップマニュアルによると BP35A11 の場合、以下の手順でモジュールが手元にあれば調べられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/39/7d8909842136128276a5bdb833a15c38.jpg)
これって RL7023-11/DSS でもいけないかなぁ...(メーカー違うけど) デバイス固有値なので不正アクセスではないでしょう、現物持ってれば。
取り敢えずコマンドはRohmのでほぼわかる。
あとココのソースのコメントにもコマンドの説明が。こちらはターゲットと同じメーカーの製品のマニュアル準拠とのこと。
6. いけそうなのが確認出来たら 電力会社にBルートの申し込みして...