Trezorのクローン計画ですが決めた理由はTrezorはハードもソフトもOpenだったからです
所謂Open Sourceです、Libopencm3(ライセンスはLGPL3)を使っていたりするので
対するLedgerは全くOpen Sourceではないですな、仕様の一部が公開されているだけ
Trezorの方は公式からDLしてきたFirmwareでなく自分でbuildしたものが使えるので、(コードが読めるのなら)変なことしていないのが分かって安全かと
例え製品購入するにしてもLedgerは選択肢にはなりえませんでした、
だって何がどう動いているか分からんもので金銭的な物を保管しろってことですから...^^;
ところがTrezorも最初からそう(=ちゃんとしたOpen source)だったわけではなく、ライセンスの変更等々色々あって(主にユーザーからの突き上げ^^;)こうなったのかと
その辺の話も含めココには色んなCOLD Walletの話があって面白い
ただ最終更新は2016年の4月...
それと記事の方は訂正しましたが、今回買ったMCUボードに載っているのはSTM32F103RET6でFlash 512K、SRAM 64Kなやつです
というのはTrezorのソフトが、
Firmware 32K
Metadata 32K
Firemware 448K
でFlashの容量が512Kないとそもそもクローン出来ないということで、
RAMの容量も気になるところではあり製品に使われているSTM32F205RET6では128KとF103RET6の倍、
でもGitに置いてあったBOMによるとこの型番と思しきものが記載されていたので制限事項はFlashだけと判断して決めました
Clockも製品に120MHzに対して定格は72MHzですがこれは大した問題ではないかと(なんならOCする)
FirmwareをGitからcloneしたソースからbuildするのはReadme通りにはいきませんでした
Dockerを使っているのでツールやらのバージョンとか大丈夫そうだったのですがFirmwareはそのままでは駄目でした
これはTrezorのささやかな抵抗か? ^^;
でもこれも原因はともかくうまくやる方法を見つけたので大丈夫かと
自buildと公式FWのFingerprintが一致しました、最新のv1.6.0で
ではボードが無事につきますように