錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

紅葉の大瀧神社奥の院大杉登山

2021-11-22 17:28:19 | 農家民宿天女さんち

19日に天女さんちにお泊りになる女子大生2人を武生駅まで迎えに行き、

その足で大瀧神社に参拝して、奥の院の大杉を見に行く予定でしたが・・・

 

列車が出て行っても、女子大生は駅から出てきません。

いきなりハプニングから始まりましたが、

ローカル線特急に乗ったことのない都会人の2人は

新幹線のように数分間停車していると思っているうちに発車してしまい、

鯖江で下りたとの事で急遽鯖江駅まで迎えに行き、無事に合流!

 

最初の予定通り大瀧神社に向かうと、

途中の和紙の資料館に観光バスが3台、大瀧神社の駐車場にも観光バスが2台もいて

コロナが落ち着いているので一気に観光客が爆発している気配です。

(すぐにもう1台が入ってきました!)

 

大瀧神社に参拝してから登山しようと思っていたのですが、参拝は順番待ち

重要文化財の拝殿の写真を撮るにも人ばかり写ってしまう・・・という事で

登山後に参拝し直す事にして、登山口に向かうと・・・

 

登山道の入り口にはロープが張ってありましたが・・・

跨いで登山開始!

 

8月のお客様の時も「熊が出たので注意」の看板が立っていたので、

錆鉄人は万全の準備をしてきていたのでした。

それは・・・

(帰宅した時に天女に写してもらいました)

ナップザックに括り付けた「超特大」のカウベル3個!

歩くたびに特大のベルの音が鳴り響きました!

 

そして、女性2人にもそれぞれ鈴をつけてもらい、

さらには、それぞれがストックを持って、

熊が現れた時は大声を出さず、睨みつけないで後ろ向きでゆっくりと離れる事、

もし熊が襲ってきた時は、身体は厚い脂肪でおおわれているから目か鼻を狙うようにと対処方法を説明

「熊も年寄りの肉よりは若い女性の肉のほうがおいしいと思うから、自分は安心!」

などとうそぶきながらも、身を挺して戦う覚悟はしていました。

(まあ、滅多に熊には出くわさないものです!羅臼など北海道の山でも出会ったことはありません。)

 

「なぜ、鈴をつけるの?」

と聞かれたので

「熊は人間を恐れるので、人間がいる事を知らせる為だけど、

 熊が人間を恐れたのは鉄砲で撃ち殺された記憶が、熊から熊へ伝えられているからだと思う。」

と自説を展開

「でもそれは、何十年も昔の事なので知らない熊のほうが多いはずで

 熊を見たら腰を抜かして逃げ出す人間ばかり見ている熊が、人間を怖がるはずはないと思う・・・」

(要は「立ち向かう気迫」だと思います。)

 

   自説ですが・・・

   本当に危ない山に入る時は、爆竹を鳴らしながら進むと良いと思います。

   サルを追い払うロケット花火なら天女さんちにはたくさんあります。

 

いけにえの女性2人を先に歩かせ(錆鉄人が先に歩くと後ろを警戒出来ないからですが・・・)

前方、側方に絶えず注意しながら進みました。

 

やがて、中の鳥居

「えーっ、まだ半分」と驚きながらも、結構しっかりした足取りで登る二人でした。

きれいな紅葉に見とれ・・・

 

こんなペースで書いていたら、いつになったら奥の院に到着するか分かりません・・・

 

途中をワープして、いきなり奥の院に到着

何と!奥の院はすでに周囲に幕が張られていて参拝する事も出来なくなっていました。

(最初はこの杉の木が「大杉」だと思ったそうですが・・・)

 

という事で、ここから左の山道を登って大杉へ向かいました。

これが大瀧神社奥の院の大杉ぜよ!

たくましい大杉に感動する彼女たちに

「(人間はつらい事や苦しい事があればどこへでも逃げる事が出来るけれど)

 大杉はいったん根を生やしたらそこから逃げ出せないけど、

 大雪や台風にも耐えてたくましく育っているんだよ!

 (だから、あなた達も困難に出会っても逃げずに立ち向かって、たくましく育って欲しい!)

 

のどが渇いた彼女たちに担いできたヨーグルトを飲んでもらい、ミカンを食べてもらいましたが、

おいしいと喜んでくれました。

(山で食べるとどんなものでもおいしく感じるものですが・・・)

さらにペットボトルのお茶を渡して、下山に合わせてストックの長さを長くして、下山開始。

 

登りでクマのいそうな気配はなかったので、

スリップしやすい所を注意するために錆鉄人が先頭で下りました。

「登りは体力、下りは筋力。下りのほうが危険だから気を付けてね!」

「帰りは楽ね!」

 

登る時は気が付かなかった白く「脱色」したカエデ?

錆鉄人も初めて見たような・・・

(ドサンコさんからコシアブラとの指摘がありました。

 しういえば、天女さんちのコシアブラも白くなっていました!)

 

「ここはスリップしやすいから気を付けて!」

と言ったすぐに、Tさんがスリップして尻餅!

でも怪我がなくて良かったです。

 

やがて、登りで見つけていた「コケ」の所に到着

これって、食べられそうですが、毒キノコだったら悲惨です!

 

そうだこれがあったんだ!と「グーグルレンズ」で撮影すると・・・

「ブナシメジ」と判明!

(そういえば、この辺りはブナ林ですから)

  これもドサンコさんから「ナラタケ」との指摘がありましたので訂正します。

  (実はグーグルレンズで何て表示されたか忘れてしまっていたものですから・・・

   でも毒キノコじゃなくて良かったです!)

 

そこにもここにもある株をすくい取って・・・

(翌日のお味噌汁になりました!)

 

そうこうしているうちに、無事に下山完了!

2人は熊と戦ってみたかったかもしれませんが、熊は恐れたのか出てきませんでした!

(大きな鈴音でしたから!)

 

ちょうど駐車場の観光バスが出ていく所で、作戦が的中して境内は無人!

絶好の撮影チャンスとなりました。

 

錆鉄人と天女は全国各地の神社仏閣を参拝していますが、

こんな複雑な屋根は他では見たことがありません。

 

周囲は精緻な彫刻で飾られています。

 

(これって「天女」かも?  なら、もっと美しい姿にして欲しかった・・・)

 

もうしばらくしたら、奥の院のように防雪対策の幕で覆われて見られなくなるから、

良い時に参拝出来て良かったね!

コメント
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