錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

新型フリード(3列シート)の車中泊対応法

2017-01-10 19:53:55 | 車中泊
8日に天使たちを小松空港に送って行った帰り、
ステップワゴンを買った福井北インター近くのディラーに寄って
遅ればせながら新型フリードを見てきました。
(前のステップワゴンRF-3を買った営業マンが異動したからなのですが、
 我が家から25km以上離れているので気軽に立ち寄る事が出来ないのです。)

新型のシエンタは奇妙奇天烈なスタイルで出てきましたが、
(フリードの新型を売り出せなかったこともあって)バカ売れしたので慣れてきたかもしれませんが、
新型フリードはオーソドックスなスタイルで、
錆鉄人が好きになれなかった後姿を改善してきていて、
ほとんどの人から好まれるスタイルになったのではないかと思います。

新型フリードで車中泊というと、フリード+がありますが、
一般的に家族4人に親を乗せて6人で食事等に出掛けるというシチュエーションが年に数回はあるもので
どうしても3列シートは外せないという人も多いはず。
錆鉄人は初代から3台延べ20年以上(合計走行距離45万km)のステップワゴン乗りですが、
新型フリードも同じ視点でチェックしました。

フリードのメリットは
小さいのに7人(6人)乗れて、燃費が良いという点に集約されます。
フロントパネルは新型ステップワゴンと同様に横基調で
メーター類はハンドル前の低い位置にあり、
手前に物入れがある所などほとんどステップワゴンと同じ感覚です。

ま、そういう所は展示車を見れば分かる所なので、説明は省略。
出掛けるのは面倒だから、Netの記事が読みたいという人には
オートックワンの「ホンダ フリードの新型と旧型を比べてみた 」をお勧めします。

http://autoc-one.jp/honda/freed/special-2957382/
*記者の渡辺洋一郎さん、あるメーカーに加担しているような所はなく
 錆鉄人より念入りに調べてレポートしているので参考になると思います。
 ただ、荷室の進歩に関しては、全長をほとんど変えずに乗車スペースを拡大しているので
 広さを拡大出来なかった事は当たり前だと思うのですが・・・
 フリードは何故高さをステップワゴン並みにしなかったのか?という疑問につながりますが・・・


という事で、新型フリードの車中泊対応について
ステップワゴンでの車中泊が延べ400日近い(と思われる)錆鉄人の考えを書きたいと思います。

(1)フラットモード
一般的にはシートをフラットにした上で車中泊をするので、重要な機能です。
新型フリードのフラットシートは1、2列目フラットモードなら
シートのデコボコを座布団やバスタオルなどで補正すれば可能です。

しかしながら、1、2列フラットモードは錆鉄人的にはプライバシー面で不満な上、
ドライブモードとベッドモードの為の作業が面倒な為に2.3列目フラットモードで車中泊したいのですが、
2、3列のフラットモードは3列目シートバックがほとんど倒れないので車中泊は不可能と言えるでしょう。
某雑誌では、シエンタのほうがもう少しシートバックが倒れるので「勝ち」と評価していましたが、
50歩100歩でどちらも車中泊は不可能です。
つまえい、3列シートで2、3列目をフラットにして車中泊をしたいなら
ステップワゴンクラスが必要という事です。

(2)推奨車中泊モード
錆鉄人が新型フリードで車中泊旅行をするなら
2列目をフラットにして、
3列目は折りたたんで跳ね上げ収納し、
その部分に2列目シートの高さに合うプラスチックの容器を数個並べて
(中には着替えや車中泊装備その他を収納出来るので無駄がない)
上にベニヤ板を敷き、その上に布団やマットを敷いてベッドにします。
ベニヤ板は2枚に分けて収納性を良くすると共に
下のプラスチック容器の中の装備品の出し入れをし易くします。
勿論、2×4材でベッドフレームとテーブルを作り、
就寝時にはテーブルの上に荷物を載せられるようにすれば収納力は大幅にアップできます。
(エブリイの車中泊ベッドを参照下さい)
なお、この場合は頭が前になるのですが、
2列目シート部分が低いので座布団を敷くなどして水平にする必要があります。
(1列目シートとの隙間は、衣類等を入れたバッグなどでカバーします。)

ステップワゴンの前にこの新型フリードが出ていたら
錆鉄人はフリードを買って上記のような改造で車中泊をしていたのではないかと思います。

ただし、フリードは車体が小さい分、
旅行・車中泊装備の搭載能力や車中泊時の余裕などでステップワゴンにかなわないのは当然です。
ステップワゴンが実燃費でリッター17km走行している事を考えると(錆鉄人の場合)
年間の燃料費の差は僅かであり
(新型フリードをリッター20km、ガソリンは1L120円とした場合
 年間15000km走行しても16500円ほどしか違わない。
 つまり、燃費が10km以下だった頃は燃費向上が大きな維持費の差となったけれども
 ある程度燃費が向上した今ではリッター当り数キロの燃費の差は大きな維持費の違いにはならないのです。
 それでも、日本ではハイブリッドだけが売れるのは不思議としか思えません。)
売れていないので値引きが大きいと思われるステップワゴンを買うのも有りと思われます。
(年に数回しか踏まないけれど、1500ターボの加速力は素晴らしい!)

以上、実際にフリードを使用していない錆鉄人ですが、
フリード3列シートは車中泊にも使えるマルチタスクな車であると思います。
コメント
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