ろっくぶっくのいつものように

身のまわりの出来事、思うこと、などなど。
絵手紙を始めました。見てください。

緑の芝生が素敵です-ケンブリッジ再々訪 

2015-10-18 22:12:02 | 英国田舎は素敵
少し時間が経ってしまいましたが、8月から9月にかけてケンブリッジを訪れていました。2009年、2012年に続いて3度目になります。主目的は置いといて、今回、普通の観光客ではなかなか入れないケンブリッジのカレッジの中を案内して頂く機会に恵まれました。セントジョンズカレッジやトリニティカレッジ、キングスカレッジなど、どこも歴史と伝統を感じさせる美しいたたずまいです。感心したのは中庭の芝生がどこも美しく整えられていたことで、目にも鮮やかな緑の芝生と、薄茶色の時を経た建物のコントラストがとても美しいです。どれだけの芝生管理職人が関わっているかと思いました。


教授はこの芝生の上を歩いていいのだそうです。見ていると確かに年配の方が芝生を横切っていたりします。伝統的な習慣になっているそうですが、文句も出ずに従っているところがいいなと思います。
トリニティカレッジだったでしょうか、カレッジの前に初老の紳士が二人ゆったりと話をしていましたが、なんと守衛さんなのだそうです。おしゃれないでたちで、カレッジのネクタイを締め、帽子をかぶっています。なんだか秋の日を浴びて、立ち話をしているのがいい感じでした。カレッジごとに守衛さんの装いが異なっていました。

こちらは、ケンブリッジに隣接する美しい村グランチェスターにあるティーガーデン、オーチャードです。


2009年以来の再訪が出来たのもすごくうれしかったです。
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仕切りのうまさ。いい塩梅のゆるさ加減-英国式?

2009-12-27 16:56:46 | 英国田舎は素敵
少し間があいてしまいましたが、英国報告の最後です。
最終日に観光したシティ。

観光ボケした私達には久々のビジネスシーン。なんだか、前日まで見ていた風景や人々と世界が違う。地下鉄の駅から吐き出されてくる人たちの服装も、歩き方も、歩く速度も違う。女性の服装も、白、黒、グレーみたいなモノトーンが多いかもしれない。カメラを持ってイングランド銀行の前で写真を撮っているのがなんだか恥ずかしい。イングランド銀行と通りを隔てた旧王立証券取引場は、中がブランドショップとレストランになっている。チラッと見て、出てこようとしたら、入り口に居る若いけれど何やら上品な人が手招きしている。「中の写真を撮ってもいいですよ。ただし、食事している人たちが写らないように、上のほうだけね」とのこと。天井が高くていい感じです。


今回のメインだったケンブリッジは、緑あふれる歴史ある大学街でした。

ケム川のパンティング(底の浅いボートでの川下り)も心地よいものでした。
これは、パンティング中のケム川から見たキングスカレッジ。


さて、滞英中に何度か感じた、あのペースの違いはなんだろうと考えました。
宿で日本までのエアメールの切手を買おうとしたら、「いつもはあるんだけれど、今は切れている。郵便局に行けば買える。郵便局はここ(って、地図に行き方を書いてくれる)。この時間はもう閉まっているけど、明日は何時から何時まで開いている」とおしえてくれる。
グランチェスターのオーチャードに「今日、ここからパンティングできます」みたいな張り紙があったから、売店で聞いてみたら「そこの小屋みたいなところにおじさんが居るので、彼がいれば乗れるはずなので聞いてみて」とのこと。結局おじさんは居なくてグランチェスターからケンブリッジへのパンティングはできなかった。
何が言いたいかというと、精度を上げるために無理な努力はしないらしいということ。多分日本だったら、フロントで切手がないなんていうのは許されないだろうから、在庫切れがないように、こまめにチェックするなり、在庫を多く抱えるなり、もしないことを発見したらすぐさま買いに走るなりしそうだけど、どうもかの地ではそうではないらしい。基本的には用意しておくけれど、たまたま切れていたら、代替案を示すくらいで、もとの補充のルールを無理に変えることはしないくらいだろうか。パンティングの方も多分似たり寄ったり。張り紙に今日乗れると書いてある以上、しっかり乗れるようにしておいて欲しいし、予約表くらい作っておいてもいいだろう、と思うのは日本人の発想かも。パンティングのおじさんのペースに任せるというのは、案外いいのかもしれないなどと思います。
そんなことを思っていたら、帰国後、往きのマイレージが登録されていないことが発覚。事後登録できるけれど、国際線の場合はWEBからはダメで郵送に限るのだそうだ。コピーとったりして事後登録手続きして結果としては問題なく手続き完了しましたが、まったく、何てことだなどなど、散々文句たれました。これって、きっと、イギリス感覚だったら、ああ、手続き漏れたんなら事後手続きをしよう、みたいな感じで淡々とやるのかなって思いました。どうも、なんでも完璧にできていることが当たり前、というのはかえって窮屈なんだろうな、などとちょっと思っています。

ということで、今回の「英国田舎は素敵」レポートはこれにて完です。
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庶民はダイアナ派?-ハロッズ地下にて

2009-12-03 23:02:20 | 英国田舎は素敵
ロンドン最終日ハロッズに行きました。ハロッズはロンドンの老舗百貨店。

さすがに中はゆったりと落ち着いていい感じです。特にエジプト装飾のエレベータは圧巻でした。それで、地下に行くと、あらびっくり、ダイアナさんとアルファイド氏の写真が飾られていて、蝋燭が灯されている。

帰りの時間ぎりぎりだったのでチラッと見ただけで詳しくは見れなかったのだけれどもちょっとびっくり。たしか10年以上前のの8月の末に事故でなくなったはずなので、ちょうど時期を合わせたそういう展示をしているのかと、そのときは思いました。バッキンガム宮殿近くの王立?のお土産屋さんにブロマイド売り場があったけど、そこには勿論ダイアナさんのはなくて、エリザベス女王、チャールズ皇太子、カミラ夫人、ウィリアム、ハリーの皇太子の二人の息子達の一人ずつの写真や、集合写真があって、皇太子の息子達の分がよく売れているのかななどと思っていた。なので、あら、こんなところにダイアナさんが、という感じ。さらにそこで思った。ダイアナさんはともかく、ドディ・アルファイド氏も並んで飾られているんだ、ふ~ん。
帰ってきて分かったのだけれど、ハロッズのオーナーはアルファイド氏の父親らしい。で、地下のあの場所の二人の写真と蝋燭は、記帳所らしいです。
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大英帝国すごいです-大英博物館

2009-11-30 23:45:39 | 英国田舎は素敵
ここはぜひとも行きたかったロンドンの大英博物館。エジプトコーナーすごいです。ロゼッタストーンはさすがにガラスケース入りだけどその他の大きな彫像などなどはむき出しで展示されている。その大きさも、質も、数も圧倒される。大英帝国の威信の元、エジプトから持ち帰ったものか、購入したものかはよく知らないし、イギリスがこうして持ってこなければ破壊されて人類の偉大な遺産がなくなってしまったものか、よく分からないけれど、何しろ大したものです。

中庭のグレート・コートはなんだか水族館のようで明るくていい感じでした。

入場料を取らないこと:開館以来そういうポリシーだそうです。ナショナル・ギャラリーなどもそう。入り口に募金箱があって多少なりとも入れるけれど、それにしても太っ腹だと思います。でも、こういう税金の使い方ならいいと思う。
オープン展示:かなりの人でごった返しているけれど、展示物はむき出し。
カメラOK:入場者が写真をパチパチ撮っている。ミイラの周りでは小学校の生徒らしき団体が、なにやら課題らしき紙に書き込んでいる。日本の博物館、美術館では、まずカメラは禁止、模写とかもダメで、筆記具を出すのもためらわれる感じなわけで、えらい違いです。
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本場「オペラ座の怪人」

2009-11-28 17:30:42 | 英国田舎は素敵
ロンドンのハー・マジェスティーズ・シアターで「オペラ座の怪人」を観劇しました。映画の方は以前見ていました。とても好きな映画です。映画評に舞台を忠実に再現した云々とあったと記憶しています。今回それでとても楽しみにしていたのですが、冒頭の場面で、舞台上にあった大きなシャンデリアが客席2階に向かってぐわーっと迫ってきたときには本当にびっくりしました。2階客席は、ロイヤルサークルと称していてランクが一番上で見易いとされている席です。私達はそのロイヤルサークルの前から3列目、正面よりやや左よりのいい席でした。大きなシャンデリアはそのロイヤルサークルの直前まで迫ってきて、そのあと上へするすると上がって劇場の天井に、ほとんどこの劇場のシャンデリアです、という風情で収まりました。
歌も、舞台装置もすばらしいです。オペラ座の地下湖に小船で行く時に沢山の蜀台が上下に動いて幻想的なシーンだとか、あと、マジック的な要素もあって、パンという音と共に怪人が消えて煙だけ残ったりなど。怪人役の俳優の背がもう少し高いともっと見栄えがするのにとは思いました。あと、怪人の歌う声が、映画の怪人と同じような気がしましたが、多分これは思い込みです。映画の評で、主役が歌も全部歌っていてすばらしいとあった記憶があるので。仮面を取られた怪人のメイクは舞台の方がよりグロテスクで、且つさらされる時間が長いようです。映画のようにアップはないし、照明が暗めなのであのくらいする必要があるのかも。
一緒に舞台を見た人は「オペラ座の怪人の音楽はよく知っているけれど映画は見たことがないので、ストーリーは知らない」とのことでしたが、「最後でストーリーが分かった。怪人かわいそうね」だそうです。
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アラブのお金持ちは桁違い-ナショナル・スタッド

2009-11-22 16:18:41 | 英国田舎は素敵
ケンブリッジ郊外のニューマーケットの町はイギリスの競馬町。というよりも、世界的に有名な競馬の聖地らしい。ケンブリッジよりバスで行ってきました。ナショナル・スタッドは町の郊外にあり、国が運営している種付け牧場といったところ。ここのガイドツアーがあり、ニューマーケットのインフォメーションで、予約をしてから向かいます。時間が結構ぎりぎりだったのでタクシー使用。ナショナル・スタッドの門は、センサーがついていて、タクシーがスピードを落として近づくとスーッと前に開いた。ETCの牧場版といった感じ。
この日のガイドツアーは10人くらいで、マイクロバスに乗って広い園内を回る。私達以外は、リタイア後の夫婦、ないしは友達といった風情の人たち。案内するのは中年のこざっぱりした男性。園内は広い広い。大きく区切られた牧場の中に1,2頭から数頭の馬がのんびり草を食んでいる。

うーむ、さすがにサラブレッドは美しい。名のある、馬の墓だの、銅像だのもあり、家系図(というか血統図か)が張り出されている個室に居る馬も居た。

種付け場の説明もあり。来月のセリへ向けて見栄えを良くする為に、ぐるぐる回る回転板の中を歩かされていたり、等々。値段のはなしも沢山出てきたけれど、なんだか桁が大きすぎてよく分からない。アラブの王様が買うとか、なんとか。どうも馬は血統が全てみたいです。牧場内は、広々として、柵も木製だし、遠くに見える厩舎もなんだかゆったりのんびり見えるけれど、取引額だの、血統だの、結構生々しい。エリザベス女王もお忍びで来ることもあるらしいです。
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のんびり行きたいコッツウォルズ

2009-10-25 12:54:23 | 英国田舎は素敵
ロンドンからの日帰りバスツアーで、コッツウォルズ行ってまいりました。コッツウォルズ丘陵の3つの村、バーフォード、バイブリー、ボートン・オンザ・ウォーターと、シェイクスピアの生地である、ストラットフォード・アポン・エイボンを訪ねるツアー。ロンドンのバスターミナルから片道2時間半くらいだろうか、さすがに日帰りはちょっと忙しい。こじんまりとしたバーフォード、詩人のウィルアム・モリスが最も美しいと賞賛したバイブリー、イギリスのベニスと称されるボートン・オンザ・ウォーターと、蜂蜜色の石積みの家々の立ち並ぶ可愛らしい村なのだけれど、なんだかとっても観光地。さらに、説明を聞いて、30分くらいの自由時間があって散策、で次の村へ、というパターンなので落ち着かない。時間がたっぷりあれば、コッツウォルズ内のどこか村はずれのB&Bかファームハウスに何日か宿を取って、レンタカーで回って、かつ、村から村へのフットパスを歩いて散策する、というのをしたいものだと思う。
<バイブリーの家並み>

ストラットフォード・アポン・エイボンはさらに規模の大きい観光地でした。家の造りがコッツウォルズとは違っていて、黒の木枠に白壁という感じ。シェイクスピアが通っていた小学校というのにちょっと感動しました。シェイクスピアって確か徳川家康と同時代の人のはず。
<シェイクスピアの通っていた小学校>

ロンドンからの行き帰りの幹線道路のバスの車窓から見えるなだらかな丘陵地帯や、牛や馬、羊が放牧されている様、そして、道路との牧草地の境の素朴な感じの木の柵が、とても心安らぐ風景でした。
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人間嫌いの貴族の館-グランチェスター3

2009-10-18 18:53:57 | 英国田舎は素敵
イギリスはケンブリッジの隣町、グランチェスターにある果樹園レストランのオーチャードを出て少し行ったところに羊飼い(羊が数頭と、少年)の銅像があり、あら、ここは公園かしらなどと思っていると、その先の門が開いたお家の前庭に銅像が立っている。なんだか軍服姿の優男風の銅像で、台座を見るとRupert Brookeとある。あつ、これってさっき、オーチャードの端にあった小さな博物館にあった人だ。おや、羊飼いの銅像とも同じ敷地だ。前庭の先まで行くとなんだかもう少しお庭が続いている。個人のお家かしらと思いつつも、もう少し進むと、芝生の広い中庭は、落ち葉がはらはらと落ちているものの、スプリンクラーが回っていて、その先に、デッキ・チェアに腰掛けて読書する若い女性の銅像があり、建物もなんだかいい感じ。人の気配は全くなくて、かろうじて奥の建物の中は明かりがついている。
個人のお家に勝手に入り込んでいるのではないかという懸念があるので写真もとれず、かといって、なかなかに魅力的なところでもっと見たいという思いもあり、後ろ髪引かれながら出てきました。で、私達、「これは、人間嫌いの貴族の館よ」「人間嫌いにしては、扉は開いていたわ」「いや、人間嫌いだけど、本当は誰かに訪ねて来て欲しいと思っている」などと、勝手にお話を作っていました。表札を見るとOld Vicarage とありました。
後日判明したことですが、ルパート・ブルックはイギリスの詩人で第一次大戦に出征し亡くなったとのこと。彼の一番有名な詩が”The Old Vicarage, Grantchester”なのだそうです。
ルパート・ブルックはこのold vicarage (旧牧師館)に住んでいたそうです。それで、このOld Vicarageの今の所有者はジェフリー・アーチャーとのことです。いろいろびっくりでした。
何も知らずに行き当たって勝手なことを言っていたという感じですけれど、いいものを見たと思います。写真をもっと撮ればよかったという後悔もありますが、しっかり見たので良しとします。
<羊飼いの像が見える>

<門のすぐのところに優男の像>

<川のほとりに柳。奥には馬の像が見える>




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りんごの木の下でお茶を。オーチャード-グランチェスター2

2009-10-11 22:34:53 | 英国田舎は素敵
メドウを抜けてグランチェスターの町に着き教会の墓地で心を鎮めて、オーチャードへ。
<セント・アンドリュー&セント・メアリー教会>

オーチャードは1897年創業という古いティー・ルーム。道に面した入り口には小さな看板があるだけ。もっとも反対側には駐車場もあったので、私達が入っていたのは庭に面した裏口だったかもしれない。
ここで、スコーンと紅茶でお茶いたしました。
レストランもいい感じだったけれど、やはりお庭のりんごの木の下でデッキ・チェアとテーブルでゆったりとお茶がよろしいようです。



レストランの中にはグランチェスターの四季折々の写真が飾られていました。すごく素敵な写真で、名前は忘れましたが、撮影者は日本人でした。
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メドウを歩く-グランチェスター1

2009-10-10 20:59:11 | 英国田舎は素敵
グランチェスターはケンブリッジの隣町。ケム川の上流にあたる。
同行していた人が、かつてケンブリッジに住んでいたという人から聞いてきたお勧め二つ。
・ぜひパンティングを体験せよ
・グランチェスターに行くべし

グランチェスターについては私は全く未知の地名で、事前に見ていたガイドブックにもその地名は無かった。彼女は用意周到、Webからの情報を印刷してきていた。で、現地で何人か聞いたが、知っていて「いい所だ、歩いても、自転車でも行ける」という人もいたし、「車で何時間かかかる、歩いては無理だ」という人もいた。後者はどこか別のところと間違えたらしい。結局は宿で地図(日本語!)を入手し、1日歩いて散策しました。この地図、英語以外に各国語版があった。やはりケンブリッジからは結構有名な観光地らしい、とそのときは思った。日本語の地図だけをもらって出かけたのだけれど、実はこれは失敗で、英語の地図も一緒にもらうべきでした。途中、何回か、歩いている人に道を訊いたのだけれども、「これは読めないわ」と断られてしまう。道は全く同じに書かれているのだけれど、文字が違うだけで拒絶反応を起こしてしまうらしい。と、ここまで余談。

ケンブリッジの町のはずれから、大学の植物園(ボタニックガーデン)脇を通ってバス道路を渡って細い道に入るのだけれど、早くもここで道を間違えてしまった。しばらく行くと、どうも左側の一段下がったところにそれらしい道がある。で私達の歩いているところは高校か何かの敷地内のようで、右側の建物の中の教室だろうか、なにやら品のよさそうな若者が何人か集まっていたりする。結局は大きく右に迂回してその敷地を出てから、外側にあったフットパスを戻って本来の道に戻った。
ここで、また道を訊いて、小川を渡って、川に沿って左へ行く。これもケム川でケンブリッジの上流に当たる。ここから、川のほとりの小道と、そこから40-50メートル位の幅の草地があって、その草地の端にもう一本小道がある。
<気持ちのいい小川>

<この草地の向こうに小川がある。遠くに歩いている人が見える>


その小道の横は少し高くなっていて、木の柵がある。柵の向こうは畑なのか放牧地なのかよく見えないけれど広々としているようだ。途中草地を横切って川の近くのほうの小道に移った。なんと、前方に牛の群れがいる。濃い茶色の牛が20頭くらい。さすがにそこは通れないと思ってまた川から離れた小道に引き返したが、なんと言うことはなく、向こうから牛の群れがいるほうの小道を人が歩いてくる。川から離れた小道の方も、地元の人たちだろうか、小さな子供をつれた5-6人のグループが私達を追い抜いていった。乳母車に赤ちゃんも乗っている。こちら側の小道にも1頭牛が道をふさいでいる。乳母車グループはよけるなり、待つなリするかと思ったら、そのまま、牛のお尻を掠めて通っていった。牛のほうも、なんということも無くそのまま。いかにも当たり前の風景なのだと思った。
<牛の群れ>

そんな感じで、グランチェスター・メドウは続いていく。

<散策路に入る前にはこんなかわいらしいお家が並んでいる>


帰ってからちょっと調べたら。このメドウは個人の牧草地なのだそうだ。すごいです。
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