ろっくぶっくのいつものように

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吉右衛門さんの殿様ぶりがよろしいです-初春大歌舞伎

2010-01-21 18:29:52 | 中村屋・歌舞伎
初春大歌舞伎、昼の部に行ってまいりました。
歌舞伎座さよなら公演も4月までと残り少なくなってきたせいか、あるいは、新春お年玉なのか、なんだか顔ぶれがとっても豪華です。
【春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)】
橋之助さん、染五郎さん、福助さんの、めでたさあふれる踊り。久し振りに美しい福助さんを見れて満足です。
【梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)】
幸四郎さん、魁春さん、左團次さん他。すいません、これはちょっと寝てしまいました。
【勧進帳(かんじんちょう)】
團十郎さんの弁慶、梅玉さんの富樫に、勘三郎さんの義経。今まで見た勧進帳と違って、義経が随分と前に出ていました。やはり、勘三郎さんが演じるからでしょうか。勧進帳の義経って、もっと華奢な感じの役者さんが演じると思っていたので意外な感じです。團十郎さんの弁慶はさすがという感じです。
【松浦の太鼓(まつうらのたいこ)】
これは、もう、吉右衛門さんの松浦の殿様ぶりに尽きます。可愛げがあって、なんとなく色気もある殿様が素敵です。襲名公演のときに見た勘三郎さんの松浦の殿様もおっとりとした殿様ぶりでとてもよかったのですが、吉右衛門さんのお茶目で可愛げな殿様は秀逸でした。

チケット袋が今月からさよなら公演バージョンになっていて、1月は松竹梅に富士に太陽というめでたい柄です。あと、歌舞伎座の前には提灯で囲まれた「あと何日の電光掲示板」があり、その前で記念撮影している人も多かったです。
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