仙台に所用があって出掛けましたが、JR東日本の4日間使い放題のパスがあったので、釜石まで足を延ばしました。うーむ、びっくり、駅前の新日鉄釜石製作所の煙突からは白い煙がもくもくと上がっていて、操業はしているみたいだけれど、街中へ行くと、虫食いのように土台だけになった土地がここかしこにある。3-4階建てのビルがあっても、1階は窓も破れ、中はがらんどうだったり、1階の中はまだ家財が倒れたままだったりしている。かっては店だったと思われるビルの入り口に張り紙があり「どこどこで営業しています」と書いてあったりする。街中が妙にさみしい。1年3カ月たっているのに、こんな状況なんだ、というのが素直な感想です。東京に居ると分からなかったけれど、実際復興なんて程遠いんだな、と思いました。宿泊したホテルで聞いてみたら、そこも、1階の天井付近まで水が来て、それでも、6月には営業を再開したとのこと。夜、テレビで、岩手のローカルニュースを見ました。東京だと、NHKで首都圏ネットワーク845をやっている時間帯でしょうか。岩手の地元の人のための岩手のニュース。こういうのを東京で日常的に触れられれば、もう少し東京人の意識も東北に寄り添えるのになあ、と思いました。NHKならBSに普段空いているチャネルがあるのだから流せばいいのにと思いました。東京のために編集されたニュースではなくて、東北の地元のために作られて東北の地元に流れているニュースをちょっとだけ垣間見せて頂ければいいのです。既にニュースは日々作っている訳だから、他に流すという了解が取れて、空いているBSチャネルを使えばいいだけだと思うけど、どうでしょう。
東北新幹線の新花巻から釜石まで行く釜石線は、車窓が東北の大きな緑の懐に抱かれているようでとっても良いです。途中左手に見えた姿のきれいな山は早池峰山でしょうか。田植え後のまだ短い稲の水田に移る山々がすがすがしいです。JR切符の効果か、釜石線も随分混んでいました。新花巻であまりに大勢人が降りるので、「お盆でもないのに・・」と言っている人がいました。途中の遠野で降りた人も多かったです。
さて、翌日仙台に移動してまたまたびっくりです。仙台は、とっても都会です。東北地方の中の一極集中でしょうか。待ちも大きいし、洗練されているし、なにより、人が大勢いる。若者が多いのにもびっくりしました。
東北新幹線の新花巻から釜石まで行く釜石線は、車窓が東北の大きな緑の懐に抱かれているようでとっても良いです。途中左手に見えた姿のきれいな山は早池峰山でしょうか。田植え後のまだ短い稲の水田に移る山々がすがすがしいです。JR切符の効果か、釜石線も随分混んでいました。新花巻であまりに大勢人が降りるので、「お盆でもないのに・・」と言っている人がいました。途中の遠野で降りた人も多かったです。
さて、翌日仙台に移動してまたまたびっくりです。仙台は、とっても都会です。東北地方の中の一極集中でしょうか。待ちも大きいし、洗練されているし、なにより、人が大勢いる。若者が多いのにもびっくりしました。