最後の一番まではらはらどきどき、相撲協会が泣いて喜ぶような盛り上がった展開で今場所は幕を閉じました。中日に続いて、今日、千秋楽も国技館で観戦しました。今日はこれより三役の最後の三番、中々中身のある攻防でよろしかったです。今場所の主役と目されていた、琴欧州、朝青龍が両方とも倒されてしまったのは残念だけど、白鵬が勝って、さあ、これで結びの一番まで優勝の行方が分からない。朝青龍も横綱の意地もあるし、モンゴルの後輩の白鵬の援護射撃もしたいだろうから、そう簡単には負けられない、という状況で、珍しく横綱から待ったをした。場内思わず、ふーっと息をついた感じ。次の立会いは合って、栃東強かった。随分座布団が乱れ飛んだ。
今日は幕下、三段目と優勝決定戦があって、幕下は8人で争った。結局は把瑠都が3番を制して幕下優勝となった。中日は把瑠都の取り組みがなかったので残念に思っていたけど、今日三番見れて、かつ優勝したので満足です。
今日の席はちょうど東の花道が正面に見える場所で、これから出てくるお相撲さんの姿がよく見えてうれしかった。幕内土俵入りで化粧まわしをつけて待機しているのだけれど、その前に格段の優勝決定戦だの、表彰だのがあって、手持ち無沙汰にしている様子とか、取り組み前の力士が最初は浴衣姿で立っていて、その後まわし姿で身体をパンパンとはたいていたりとかが、よく見えた。
今場所、朝青龍が四敗もしたのはなんか信じられない。随分軽々と転がされたり、投げられたりしていた印象がある。やっぱり、朝青龍は憎らしいほどの絶対的な強さが似合う。魁皇は、中日にばったりと倒されたときに、これは引退か!と心配したけど、とりあえず休場だったので再起を期待したい。
というわけで今場所も終わってしまった。次の大阪場所も大いに盛り上がりますように。