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よりみち旅で郡上八幡を満喫

2013-03-12 23:18:07 | 雑記(コト)
急遽、岐阜に所用があって、せっかくなので帰りに郡上八幡に一泊してきました。
初めてでしたが、こじんまりとしたいい感じの城下町でした。
美濃太田から長良川沿いに走る長良川鉄道で郡上八幡へ行きます。名の知れた観光地だと思うのですが、駅前はひっそり。町の中心は少し離れたところのようです。

宿に飾られていた郡上紬です。この宿で旅芸人一座による舞踊ショーを見て、郡上踊りイベントにも参加しました。旅芸人一座の舞踊ショーは、なんだかきれいにも妖しい異空間という感じ。併設されている芝居小屋みたいなところで、男性6~7人が、とっかえひっかえ女性姿だったり、若衆姿だったりで踊ります。知らなかった世界です。

翌日は郡上八幡の町を観光します。

郡上八幡城です。町のはずれの高台にある白いきれいなお城です。土佐藩主山内一豊の妻で内助の功で有名な千代が、この城の城主の娘だそうです。城の中の展示に千代の夫操縦法10条みたいなのがありました。「大事なことは夫の口から言わせるべし」などなど。これを見てると、山内一豊という人は、しっかり者の妻にいいように操られたボンクラ亭主なのか、あるいは、妻に操られた振りをして自分のやりたいことをやっていた賢亭主だったのかよく分かりません。

ちょうどこの時期に、郡上八幡の街中で「おひなまつりと福よせ雛」というイベントをやっていて、お店の店先などにたくさんのお雛様が飾られています。そのメイン会場である郡上八幡博覧館には、とてもたくさんのお雛様が飾られていて、それも、いろいろと趣向を凝らした展示です。

銃を磨いていたり、

サッカーをしていたり、すごく手の込んだ展示です。郡上八幡城とこの博覧館の両会場のお雛様にまぎれているお人形を探すイベントもあり、良く見るように仕掛けられています。

古い町並みもいい感じです。

観光用の見せるための町並みではなく、ちゃんと人が生活しているといった感じの町並みです。2階のうだつが素敵です。

以下は、この街並みの中の酒屋さんでご主人に聞いた話です。
郡上八幡のお殿様はいくつか家が代わっているが、最後の青山家の時に江戸で住んだのが、今の青山のあたりで、そこから青山という地名ができた。毎年、鮎を持って青山の梅窓院(お寺)へ行く。今年も450匹持って行く。良ければ鮎を食べ来て下さい。

青山は幼稚園から中学まで住んでいた町です。この話を、やはり青山に住んでいたいた友達にしたところ、親が梅窓院の郡上踊りに行ったことがある、とのことでした。思わぬところで縁があったとびっくりでした。
コメント
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