ろっくぶっくのいつものように

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絵手紙を始めました。見てください。

初場所は鶴竜に期待-横綱総見観戦

2011-12-23 22:58:06 | 相撲
両国国技館で行われた横綱総見、行ってまいりました。
さすがに7時の開場前に行くと、いい場所で見られます。向正面3-14の枡です。報道席のすぐ後ろです。7時開場、7時半開始とのことでしたが、入場すると既に幕下の申し合い稽古をやっていました。

独断的な幕下の注目は
東龍(あずまりゅう)、竜電(りゅうでん)、勢(いきおい)。

右から2番目が東龍です。足が長めで腰高かもしれない。モンゴル出身です。
8時過ぎて十両が出てくると、かって幕内にいた高見盛や、黒海など見知った顔も多くなります。それにしても外人顔が多いです。
9時過ぎると幕内力士が出てきます。今回入幕した鳰の湖(におのうみ)以前に注目力士で挙げましたけど、いつの間にか入幕するところまで来ていたのね。背が低いです。隣の枡に居た若い女の子二人組(相撲女子というのか)が「ニオたん、カワイイ~」と言ってます。この二人は、後で、稀勢の里(きせのさと)が出てきたときも「キセちゃん、カワイイ~!」と言ってました。「カワイイ~」以外に語彙がないのだろうか?!

国技館の1Fの枡はほぼ埋まってます。もっとも一枡に一人か二人、せいぜい三人。最上段の後ろには立ち見もいます。2Fも正面中心に5列くらいまではパラパラと入ってます。

関脇鶴竜(かくりゅう)が土俵脇でずっと擦り足をしています。いい擦り足です。土俵の反対側で琴欧洲(ことおうしゅう)も擦り足をやっていますが、擦り足になっていません。足が浮いています。白鵬のお腹も、なんだかたるんで見えます。白鵬の申し合いでは、若荒雄(わかこうゆう)が2番勝ったりしていました。白鵬が申し合いで勝った後、相手を土俵下へダメ押しをするのはどうも見ていていい感じがしません。

さて、日馬富士(はるまふじ)を除く大関と、関脇の鶴竜による申し合いは見ごたえがありました。

勝った方が土俵に残って、次の相手を指名するのですけれど、なかなか3番続けては勝てません。初場所は期待できそうです。日馬富士は、土俵下の後ろの方に居るだけです。客席からも「日馬富士、どうした~。土俵に上がれ~」とヤジが飛んでました。

初場所ですが、白鵬は場所中にうまく調子を上げてくるのでやはり侮れない。でも、個人的には鶴竜に期待したいです。

相撲協会の稀勢の里の大関昇進のやり方にかなり腹が立っている私としては、初場所の生観戦を封印しました。初場所の券の売れ行きがどうも思わしくないですが、私と同じように感じている人もきっといると思います。稀勢の里、せめて、大関として恥ずかしくない成績を出し続けて欲しいです。

P.S.
国技館のすぐ後ろにスカイツリーが見えましたが、夜、自宅から遠目ですがスカイツリーのライトアップの様子が見えました。今はクリスマスシーズンのテスト点灯でしょうか。
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心にしみる内蔵助の最後のせりふ-元禄忠臣蔵の吉右衛門

2011-12-21 23:12:49 | 中村屋・歌舞伎
国立劇場で上演中の元禄忠臣蔵見てまいりました。これが大変よろしかったので、少し日は経ってしまいましたがご報告です。
そういえば、歌舞伎は本当に久しぶりです。去年、歌舞伎座が閉まる前月のさよなら公演以来です。
まず、半蔵門の国立劇場、初めてでした。今年は国立劇場開場45周年とのことで、今までなんとなく敷居が高くて行っていなかったような気がしますが、残念でした。皇居のお堀を背にして、校倉(あぜくら)造り風の落ち着いたたたずまい。劇場も入ってすぐのところが歌舞伎座と違ってなんだかゆったり広い空間です。休憩時間に客席で飲食出来ないのは残念だけれど、その分、ロビーに沢山椅子が用意されているし、上階には、無料休憩所も用意されていて、お茶が100円で売られている。結構庶民的です。
劇場内の座席は横に広いような気がしたけれど、これは、歌舞伎座と違って左右の桟敷席が無いせいかもしれません。今見てみたら、国立劇場は横60席、歌舞伎座は39席+東西の桟敷席。国立劇場、1520席、歌舞伎座、1867席なので、歌舞伎座の方が席数が多いのはちょっとびっくり。
今回は前から3列目の右の端の方でした。2等A席だったのですが、これは結構お得な席だと思います。1階の前から数列の左右の極わずかの席です。左端の花道の脇が取れるともっと嬉しいかもしれません。と、これも今座席表を見たら、3等席というのは3階の1番後ろの1列と、この1階左右の8列目までの一番外側の2席ずつです。この3等席の1階部分はものすごくお得かもしれないです。端に座っていた方々はかなりの通でしょうか。
着物の方も結構多かったと思います。織りよりやわらか物が目につきました。これはたまたまかもしれません。
さて、今回の演目は
江戸城の刃傷
御浜御殿綱豊卿
大石最後の一日
の5幕12場。

「御浜御殿綱豊卿」は白塗りできれいで品格のある吉右衛門さんの綱豊卿なのですが、食後でとても気持ち良く、ほとんど寝てしまいました。寝られる演目はいい演目です。
「大石最後の一日」は、吉右衛門さんの余韻の残る所作が心に染みいります。冨十郎さんの忘れ形見の鷹之資も堂々とした細川内記役でした。最後、花道での吉右衛門さんの「初一念がなった」は絶品です。
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