ろっくぶっくのいつものように

身のまわりの出来事、思うこと、などなど。
絵手紙を始めました。見てください。

安田 靫彦(やすだ ゆきひこ)展-すっきりした線と清明な色調

2016-05-14 18:15:49 | 展覧会
竹橋の東京国立近代美術館で開催中の安田 靫彦(やすだ ゆきひこ)展に行ってきました。「飛鳥の春の額田王」が見たくて、会期(3月23日から5月15日)ギリギリでしたが行けました。


「飛鳥の春の額田王」は意外に大きくて上衣の赤に金の模様がきれいです。あと、背景の飛鳥の町の塔の屋根の緑と柱の赤のコントラストがきれいです。背景上部の大和三山もやさしい感じです。

どれも線が迷いなくすっきりとしていて、色調も透き通ったような清明な感じです。
歴史画が多いのですが、私達が、教科書などでなんとなく知っている源 頼朝や、豊臣秀吉の顔が全く違和感ないです。既に描かれている相貌をしっかりと受け継いでいる感じです。あと、歴史考証なども随分ときちんとしているらしく、装束など細かい部分までしっかり描かれています。

金曜日は夜8時までオープンしています。入場は7時半までですが、なんだかゆっくり見れて良いです。昨日も結構大勢の方が見えてました。
明日までなので、もはや手遅れかもしれませんが、お薦めです。

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ミャンマーもろもろ

2016-05-07 21:29:32 | 懐かしくも心落ち着く国-ミャンマーの旅
3月に訪れたミャンマーの報告の最後です。
いろいろ雑記です。

アウンサンスーチーさんの家です。

門の真ん中にスーチーさんの父親のアウンサン将軍の写真が掲げられています。両側にはNLDの看板。木が鬱蒼としていて、中の住居らしきものは見えず、随分と大きなお家のようでした。

通貨はチャットです。両替は米ドルからです。20ドルが2200チャット。米ドルも小額紙幣より50$や100$紙幣の方が交換レートがいいとガイドブックに書いてあったので、100$紙幣を用意していきましたが、小額紙幣でもOKでした。ただし古い紙幣はNG、しわのある紙幣もNGでした。

現地のガイドさんから聞いた話ですが、年金は無い。子が親を養うのだそうです。祖父母が孫の面倒を見るそうです。重婚は懲役7年。以前は黙認だったそうです。

ヤンゴンのシエダゴンパゴダ。この金ピカ感が、ザ・ミャンマーという感じです。


最初に書きましたが、街も村もきれい(clean)です。人もなんだか穏やかな感じです。個人的にはベトナムより好きになりました。『ビルマの竪琴』って読んだことないですが、読んでみようかなという気になりました。

ミャンマーは経済発展が急激に進んんで、どんどん変わっていくと思います。興味のある方は一度早い機会に行ってみることをお勧めします。
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日本のバスがそのまま走っている。ロンジーも素敵。

2016-05-06 21:42:35 | 懐かしくも心落ち着く国-ミャンマーの旅
ミャンマーでは、日本のバスがそのまま走っています。

大型だけではなくて、マイクロバスなども、○×幼稚園などと書いてあるのがそのまま走っています。バスの中も、「シートベルトをお締め下さい」などと書いてあります。最終日に乗ったバスは、ハングル文字が書いてあったので韓国製のようです。
勝手な想像ですが、車体を塗りなおして自社の宣伝をするより、日本語をそのまま残して、これは日本車の中古車であるということの方がステータスのようです。

こちらは現地の方のロンジー姿。ホテル前でのお見送りです。女性は巻きスカートのようですが、男性は、筒状になっている中に身体を入れて、両脇を前で合わせてくるくると縛っている感じです。

街中でも、ロンジー姿を結構見ました。ロンジー姿と、普通の洋服とが違和感なく共存している感じで素敵です。

私も一つロンジーを買ってきましたが、はたして着る機会はあるかしら。
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風光明媚なインレー湖

2016-05-05 21:44:30 | 懐かしくも心落ち着く国-ミャンマーの旅
ミャンマーの観光地の一つ、インレー湖です。随分と大きな湖です。丸1日、5人乗りのボートに乗っての観光です。

古くからの漁のデモンストレーションです。

この他にも、板で湖面を叩く漁などもありました。湖の何箇所かでやっていました。
水草もいっぱい。

これは水上レストラン

湖岸には織物工場もあって見学しました。色がとってもきれいです。

首長族の集落にも行って一緒に写真を撮りました。おばあさんと娘と、その子供の三代です。

これは水上コテージ。ここに宿泊しました。


インレー湖を上手に観光するルートが出来ている感じです。
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バガン絶景-無数の仏塔に沈む夕日

2016-05-04 15:56:36 | 懐かしくも心落ち着く国-ミャンマーの旅
3月初めに訪れたミャンマーの報告の続きです。

ヤンゴンから飛行機で1時間半ほど北上したイラワジ川流域にバガンはあります。世界三大仏教遺跡の一つだそうです。あとの二つは、カンボジアのアンコール・ワットと、バリのボロブドゥールだそうです。かって都があった地で、大小さまざまな仏塔や寺院などの仏教遺跡があります。うろ覚えですが、以前は4000を超える仏塔があったそうで、今でも2600くらいあるそうです。

大きい仏塔から、小さい仏塔までいろいろです。

別の方向です。


実は急な階段で登れる塔がありそこから夕陽の観賞です。

幻想的な風景です。


こちらはバガン郊外にあるポッパ山です。ミャンマー仏教の聖地だそうです。

下からずっと屋根つきの回廊になっていて、素足で登っていきます。

こんな風に担がれて登っていくおばあさんもいました。結構苦しい体勢だと思うのですが、そうまでして登りたいのでしょう。

頂上には寺院があるのですが、なんだか金ピカの仏像や、背中に電飾の光背をつけた仏像なんかがありました。ミャンマーではそういうのが好まれているようです。
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五月場所直前。しばらくは若手を応援しよう!-横綱総見報告

2016-05-03 19:40:55 | 相撲
今度の日曜から五月場所です。
先日行われた横綱総見に行ってきたので報告します。
4月29日に国技館で行われました。7時から開始で11時終了予定です。今回は頑張って開場前の6時40分ころ国技館に着いたのですが、何と、総武線が隅田川を渡るところで国技館前に長蛇の列が見えてしまいました。びっくりです、4列でぎっしりと、国技館の入り口から、柵に沿って角を曲がり、かなり行ったところで折り返しています。1000人は超えているかもと思いました。
しかし、国技館は広い。向う正面、向8側19の枡に座れました。

早い時間は幕下の稽古です。濃い色のまわしです。これは申し合い稽古です。


十両から上が白いまわしでしょうか。徐々に入れ替わっていきます。


大関、横綱の三番稽古。参加していたのは、横綱鶴竜と、大関の稀勢の里、琴奨菊、照ノ富士でした。

照ノ富士は際立って色白です。大関、横綱の三番稽古ってもっと緊張感があって迫力があるものだけど、今回はなんだかパッとしませんでした。
白鵬は、出てきたものの、土俵周りで四股を踏んでいただけ。日馬富士と豪栄道は、ぶつかり稽古で、胸を出しただけでした。本当は鶴竜にもっと頑張って欲しいのですが、なんだかなあという感じです。

お客さんはよく入っていました。二階席も結構居ました。「枡席は4人でお座り下さい」とアナウンスしていたけれど、まあ2人でしょうか。


お客さんの拍手が多かったのは、十両の宇良(うら)と幕下の富栄(とみさかえ)。富栄は、幕下の濃いまわしが少なくなってもかなり最後まで稽古に参加していました。しばらくはこのあたりを注目して応援していきましょうか。

あと、大砂嵐は出てきたのもの、土俵周りで、エキスパンダーで両手を片方づつ上げたり下ろしたりしていました。
途中別の力士にもエキスパンダーを渡して同じようにやっていました。部屋でやっているのかもしれませんが、横綱総見では、ちょっと違和感ありです。土俵周りでは、四股を踏んだり、摺り足の稽古をやってて欲しかったです。

11時少し過ぎに稽古総見が終わって、外に出ると、青空に幟が映えます。5月場所は本当にいい季節の中で行われます。


横綱審議委員の先生方、もっと早くから来て見て下さいませ。
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