ろっくぶっくのいつものように

身のまわりの出来事、思うこと、などなど。
絵手紙を始めました。見てください。

横綱対決-飛んだりしたら承知しないゾ

2013-11-24 14:56:49 | 相撲
一年納めの九州場所もはやくも千秋楽です。
白鵬と日馬富士の両横綱による1敗同士の直接対決の一発勝負ですが、何しろいい相撲が見たいです。立ち合い、ちゃんと当たって欲しいです。どちらが勝っても、まあいいです。

稀勢の里VS鶴竜は、今日は鶴竜に勝って欲しいです。鶴竜からすれば、大関は2桁勝つのが最低のお仕事です。稀勢の里も、実際は優勝争いに絡んでないのに、お情けで、優勝に準ずる成績などと言われて、来場所綱とりなどというのは不満です。中身のある優勝、またはそれに準ずる成績を2場所続けて、文句なく横綱になって欲しいです。(成れるならね)
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羅針盤の無い状況で判断する

2013-11-23 14:42:28 | 雑記(コト)
将棋の羽生善治氏の対談を聞いてきました。

人間とコンピュータソフトとの対戦や、コンピュータソフト同士の対戦の話など、興味深いものでした。

一番感動したのは、最後の質疑応答で出た、「コンピュータソフトには無い、プロ棋士のひらめきのようなものを磨くために普段どのようなことをされているか?」(かなり不確かだけど、大要こんな質問)に対する答えが、これもやや不確かですけど、
羽生氏「羅針盤の無い状況で判断をしなくてはいけない場面を意識的に作るようにしている」でした。

ちょっと、目からうろこでした。
私自身は、事にあたるとき、事前に出来るだけいろいろ想像して、穴をつぶしておこう、と無意識に考える方だと思っているので。
少ない材料で、目いっぱい自分の五感を研ぎ澄まして事に当る、という訓練をしておこうということでしょうか。
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京都展、仏頭展

2013-11-04 14:46:38 | 展覧会
上野で開催中の2展覧会に行ってきました。
国立博物館平成館の「特別展京都・洛中洛外図と障壁画の美」と芸大美術館の「国宝 興福寺仏頭展」です。

京都展
洛中洛外図屏風に圧倒されます。室町から江戸時代にかけて描かれた風俗画ということですが、何ともエネルギーにあふれています。左右6枚の屏風が、7件。少しづつ作風は違うものの、金色の雲の中に御所や秀吉、徳川ゆかりの建物などが配されていて、おびただしい人の姿が描き込まれています。いろいろとお約束事があるらしく、秀吉の世から徳川の世に移ったことが暗示される作りになっていたりするようです。でもすごいのは庶民の姿です。遊んだり酔っぱらったり自在です。入口すぐのところに、洛中洛外図屏風の船木本の部分部分がスクリーンに大写しされて説明が入るコーナーがありますが、ああやって細部を見せてもらわないと、とても本物で詳細に端々まで見るのは大変です。
龍安寺石庭の4K映像、きれいでした。襖絵は、アメリカメトロポリタン美術館やシアトル美術館からの里帰り展示と龍安寺のものとが随分と久々に一同に会した展示だそうです。明治初めだかに随分と美術品の類が消失あるいは海外流出してしまったのでしょう。なんとも残念なことです。海外に流出した分で、消失を免れて今また見られるのは、それはそれでありがたいなとは思います。
二条城黒書院の障壁画も圧巻です。徳川家康が築城して、15代慶喜がこの大広間の松鷹図を背にして、大政奉還を幕府の重鎮に告げたらしいです。歴史を見てきたということでしょうか。
ちょうど国立博物館の秋の庭園公開やってたので、散策してきました。

興福寺仏頭展
ポスターにあったお顔より、もっとふっくらしています。ポスターは斜め前方やや下からの撮影で、鼻の線がシャープで、ウルトラマンの顔のようだと思ってました。実物は若々しい青年のようなお顔にも見えます。大きいのには驚きました。もとは明日香の山田寺から運び込んだということなので、飛鳥寺の大仏と同じくらいの大きさだったのでしょうか。とにかくも15世紀に落雷による火災で破損し、その後行方不明になっていたのが、昭和12年に台座の中から発見されたのだそうです。左耳は無く、左耳の上も大きくへこんでいますが、お顔はきれいなままです。台座の中には、由来書きもあったそうです。当時の人達もまさか何百年も先まで見つけられないとは思ってなかったのでは、と思います。
12神将像もよかったです。
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