体操は美しいのが一番：男子団体金メダルおめでとう！

　12時間時差のあるリオデジャネイロ・オリンピックをついつい見てしまいます。毎日とんでもなく暑い日々で、日中はぐったり状態ですが、夜の割と遅い時間と早朝はリオ観戦です。スポーツはライブでなくては感動を共有できません。
　体操男子、予選がなんだかピリッとしなかったので、どうなんよと思っていましたが、すごかったです。つま先までピタッと決まった美しい体操は良いです。あんだけひねったり、離れ技をした後で、マットに吸い付くような着地は見ていて気持ちがいいです。
　2004年のアテネの体操金の時も見ていました。あの時は最後の演技者の富田選手の鉄棒の着地が本当にきれいに決まって、その後何年も何度もあの場面が流れましたけれど、今回の最終演技者の内村選手のゆかは、全種目やりきって、やや疲れ気味だったのでしょうか、最後の着地が少し動いたのがちょっとだけ残念かも。

　余談ですが、客席にたくさん両親とかが応援に来ています。皆さん若いのでびっくり。

ベッカーも、ボルグも、マッケンローも、ロッド・レーバーさんまで

昨夜のウィンブルドン男子準決勝フェデラー.VS.マレー。大変な試合でした。第2セットの第10ゲーム、フェデラーのセットポイントが5本までいったかな、対して、デュースが7回でしょうか、いやいやスーパーショットの連続で、見ているだけで緊張感が高まってまさに息詰まる大熱戦。まあ結果としてはフェデラーの3セット連取だけど、内容はすごかったです。でも、フェデラーのサービスが調子良すぎて、ジョコビッチとの決勝まであの好調が続くんだろうかと心配してしまうくらい。

　それはそれとして、観客席にいたベッカー見ました。ジョコビッチ戦へ向けての偵察でしょうか？老けてました。ボルグさんもいました。白髪のロン毛。割といい感じに年取っている感じ。どこかの放送ブースみたいなところを映した時にちらっと見えたのは、マッケンロー氏。面影がしっかりありました。びっくりしたのは、ロッド・レーバーさんがいたこと。何年前の選手だろう。テニスがオープン化される前にグランドスラムを達成した伝説の選手です。
　
　ウィンブルドンて、かっての名選手たちが集う社交場みたいなものなのでしょうか。
こうなったら、ジミー・コナーズさん見たいです。

エドベリがおっさんになっている!？

一昨日でしょうか、ウィンブルドンテニスのフェデラー戦を見ていました。雨で中断があったりして、途中までしか見ていなかったのですが、途中で映ったフェデラー陣営の中に、エドベリ発見。最近フェデラーのコーチに就任したそうです。なんかおっさんになってました。実は1988年だったと思うのですが、ストックホルムの空港で遭遇したことがあって、一緒に写真を撮ってもらいました。うーむ、かっては格好いい若者だったのに、年月は結構残酷です。

そういえば、ベッカーがジョコビッチのコーチになったというニュースも聞きました。今回ジョコビッチ戦はまだ見ていないのでベッカーの姿はまだ見参していません。まあ、老けたベッカーも見たいかも。
錦織のマイケル・チャン コーチに感慨深い、なんて思っている場合ではなくなってきたようです。こうなったら、かっての世界チャンピョンたくさん観たいです。マッケンローもコナーズも誰かのコーチで復帰して下さいませ。　

全日本剣道選手権－フレッシュ新王者の登場に立ち会った

昨日、日本武道館で行われた全日本剣道選手権大会に行って参りました。
初めての経験です。
こんな感じで、二面同時に試合が進んでいきます。


3回戦が終わった後に調布の子供たちによる、木刀による剣道基本技稽古法の演武がありました。
端から出てきて広がります。


礼をして


木刀による剣道基本技稽古法を掛け声に合わせて披露していきます。

揃っていてきれいです。

後ろの席に居た大学生くらいの男子が「このくらいの癒しがないと。ずっと試合だと疲れてしまう」と言ってました。あってますかね。

準々決勝からは白いテープを張りかえて、一面となって試合再開です。


初出場の竹ノ内四段が、初優勝しました。史上最年少の21歳の大学生だそうです。

時間の都合で、決勝は見れませんでしたが、準決勝での鮮やかなメンはしっかり見ることができました。これからの剣道階を引っ張っていく、フレッシュな新王者の登場に立ち会ったという思いです。

すがすがしい矢野引退セレモニー

ＢＳで見ていました。
藤川がこの大事な試合をぶち壊して、マジックが消え、本来なら優勝に向かってまだまだやるぞ！の闘志あふれる笑顔でするはずだった矢野の引退セレモニーが、なんだか笑顔のない中で始まった。
スクリーンに矢野の思い出の場面が次々と映し出され、それを見る矢野の眼もなんだか少し潤んでたりする。
今日藤川が3ランを食らった横浜村田（選手会長）からの花束があったりして、何とも皮肉なめぐり合わせだなと思って見てた。
でも、矢野の挨拶がとっても良かったので、マジック消滅も全部帳消し。矢野さん今までありがとう。

挨拶の内容は、うろ覚えだけれど、大要はつぎのとおり。
自分がプロになった時にはどれだけの期間出来るだろうかと思っていた。それがこんなにも長い間やることができた。監督、コーチ、同僚、裏方さん、家族、友人に大変感謝している。自分の力以上のものを引き出してくれた甲子園のファンにも本当に感謝している。今日は引退だが、第2の人生の始まりだと思っている。しっかり勉強したい。また甲子園に帰ってくる。

タイガースの選手からの花束も、選手会長の鳥谷だけでなく、金本、下柳、新井と4人からだったし、二人のお嬢さんからの花束もよかった。
選手たちによる胴上げも、グランドをぐるっと回っての客席へのボール投げもとてもよかった。

立山黒部－久々の夏山行

８月８日(金)から１０日(日)と立山黒部へ行ってきました。
アルペンルートを抜けて室堂へ行き、立山三山を縦走し、またアルペンルートを抜けて帰ってくるコースです。

立山・黒部は全く初めてだったのですが、室堂から見る立山連峰の緑の稜線と、縦にいくつも残る白い雪渓がとっても印象的でした。２日目は立山三山を稜線に沿って歩きました。途中黒い雲が出てきて、雷もごろごろ鳴り出し、かなり危ういかと思ったものの、結局はあっという間に青空に戻り、気持ちのいい山行となりました。黒部ダムも水が結構多く、観光放水のすさまじい水しぶきに虹がかかりきれいでした。
３日間テレビも新聞もない生活で、北京五輪の開会式を見れなかったのは残念でしたけれど、世間と隔絶した生活もたまにはいいかとも思いました。

僕は悔いが残る by のも

野茂英雄が引退表明して１週間ちょっと経った。あちこちに書かれていたように、開拓者だったし、何度も這い上がってくる姿に勇気を貰った人も多いと思う。
結構うろ覚えだけれど、私の中で残っている映像を二つ書いておきます。

インタビューのとき何か聞かれて、たいてい「うーーん」と言って目玉だけで上を見る。そのあとにボソッと的確なことをいう。多分、ドジャース時代のころだと思う。
ＣＭで、フロリダ、キーウエストのセブンマイルスブリッジを車が走って行き、その助手席に野茂が乗っているのがあった。なんのＣＭだかまったく覚えていないけれど、 「このまま真っ直ぐ」とか「道なりに真っ直ぐです」とか言っていた。カーナビのＣＭだったんだろうか。そのときの野茂さんの顔がちょっと眠たそうな気持ちの良さそうな顔をしていたのがとっても印象的でした。

箱根駅伝－途中棄権見ててつらいです

お正月の２日３日は、箱根駅伝。テレビ観戦で楽しみます。今年は戦国時代だかなんだかで、随分と目まぐるしく順位の変動があって見応えがありました。途中棄権が３校もあったのにはびっくりです。倒れてもまた立ち上がって何とか前へ進もうとする選手と、水を渡したり、併走する監督、後ろから白衣の医者も走ってきたする。本人も監督もいろんな思いを背負っているのだろう。気持ちはあっても身体はついていかない。最後は監督が決断してストップをかけるのだろう。なんともいえないものがテレビの画面からも伝わってきました。

新緑の道志みちと茅が岳

５月３日は絶好の行楽日和。山梨の茅が岳へハイキングに行きました。４連休の初日のせいか、中央道渋滞で、急遽道志みちを通って山中湖経由に変更。道志みちは新緑ですごく気持ちよかったです。樹々の葉が日に透けて明るい緑色で、小さくてとてもかわいい。
茅が岳は途中までは歩きやすい林道だけれど、女岩のあとは結構な岩を登る感じ、稜線には結局出ないで頂上に着く。頂上(1,704ｍ)の展望はすばらしく、南アルプス、八ヶ岳、富士山が一望できる。頂上近くに「深田久弥終焉の地」の碑がある。足元にほんの50センチくらいの小さな碑で、「えっ、こんなところで亡くなったの」と思いました。下りは別ルートで下りてきた。登りと並行している道で、多分こちらのほうがなだらかだけれど、延々と下る。２日間は足にきていて、ふだんからもう少し鍛えておかないといけないとやや反省です。

今日の新聞で、大関栃東の引退を知りました。残念です。

歌舞伎座前を走り抜けるジェンガ－東京マラソン２００７

ブルーのウェアの力強い走り、見ました。
新橋演舞場の昼の部を観に行ったのですが、せっかくの第１回東京マラソンなので、晴海通り沿いに行って気分だけでも味わうつもりでした。そうしたら、なんともうじき先頭が通るというのです。チャーンス！歌舞伎座の前で待つこと約５分、先導の報道車が通って、バイク隊が行って、先頭走者が一人駆け抜けていきました。ブルーのウェアの黒人走者。結構大柄に見えました。足が長くて、力強いかっこいい走りでした。ちょっと間があって、そのあと２人が走って行きました。２位、３位の走りを見たら、なおさら、先頭の走りのかっこよさが引き立ちました。

夜、ニュースを見たら、ケニアのダニエル・ジェンガとか。
沿道の役員も大勢いたけれど、雨の中、結構寒そうだった。夕方は結構晴れてきたので、本当は青空の下、走らせてあげたかったなって、思いました。