歌舞伎座での「」海外公演座談会と舞踏のひととき」行ってまいりました。永山武臣会長三回忌追悼とサブタイトルがついています。1部は「海外公演を語る」と題した座談会で、玉三郎さんと、勘三郎さんに司会が永井多恵子さんの3人。玉三郎さんの京劇の北京公演と勘三郎さんのニューヨーク、ベルリン、ルーマニアでの公演の話を40分、そのあと2部で舞踏が3題ありました。
京劇はもはや女形が存在していなくて、写真で残っているだけというなかで、今回相手の京劇という中に入っていったことがとてもよかったと玉三郎さんが言ってました。また、勘三郎さん曰く、ニューヨークの客さんは舞台が気に入らないとどんどん帰ってしまう。そういうお客さんは最初から通路側の席を買う、とのこと。
座談会の途中で、玉三郎さんがすっと立ったと思ったら、上から吊り下げられていた二人の大きなパネルがゆらゆら揺れていて、それが気になったらしくて、揺れを手で止めようとしました。勘三郎さんもすぐに立って同じように手を伸ばして揺れを止めようとしてました。素顔のお二人とっても素敵です。
さて、第2部の舞踏。最初は勘太郎くん、七之助くんの三社祭。女形でない七之助くんは久しぶり。眉毛がなんだかやけにくっきり凛々して、勘太郎くんはいつもながらにうまい。次は勘三郎さんの二長町。滑稽なしぐさも混じり楽しい。最後は玉三郎さんの鐘ヶ岬。これはもう美しいの一言。衣装の引き抜きもあって黒地に桜模様の着物から一気に白地の着物に変わる様子も目に鮮やか。うっとりため息でした。
京劇はもはや女形が存在していなくて、写真で残っているだけというなかで、今回相手の京劇という中に入っていったことがとてもよかったと玉三郎さんが言ってました。また、勘三郎さん曰く、ニューヨークの客さんは舞台が気に入らないとどんどん帰ってしまう。そういうお客さんは最初から通路側の席を買う、とのこと。
座談会の途中で、玉三郎さんがすっと立ったと思ったら、上から吊り下げられていた二人の大きなパネルがゆらゆら揺れていて、それが気になったらしくて、揺れを手で止めようとしました。勘三郎さんもすぐに立って同じように手を伸ばして揺れを止めようとしてました。素顔のお二人とっても素敵です。
さて、第2部の舞踏。最初は勘太郎くん、七之助くんの三社祭。女形でない七之助くんは久しぶり。眉毛がなんだかやけにくっきり凛々して、勘太郎くんはいつもながらにうまい。次は勘三郎さんの二長町。滑稽なしぐさも混じり楽しい。最後は玉三郎さんの鐘ヶ岬。これはもう美しいの一言。衣装の引き抜きもあって黒地に桜模様の着物から一気に白地の着物に変わる様子も目に鮮やか。うっとりため息でした。