須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

谷内六郎美術館

2011-01-30 10:03:48 | 
2011年1月30日 <母>

横須賀美術館に併設されている谷内六郎美術館、
展示スペースは二つあり、中庭の渡り廊下を通っていくのがユニーク。
廊下の壁は総ガラス張りでガラスの部屋の中にいるようです。

そこから見える風景。
こちらは日が翳っていますが、遠くの船にはまだ日があたっています。


photo by haha




谷内六郎は週刊新潮の創刊と同時に表紙を担当し、亡くなるまで
25年間、1336枚の絵を描き続けました。
子どもの頃の「週刊新潮は明日発売です」というコマーシャルが
今も耳に残っています。(今日発売です、バージョンもありました)

今思うとなんて絵心のなかったことか、当時は表紙絵を見ても
古くさいとしか感じなかったのです。
ところが長じてから見たその絵は、詩情にあふれ心に沁み入る物でした。

展示では絵と共に表紙の言葉もあり、それがなんとも素晴らしい。
絵もそうですが、着眼点が子どもの心で可愛らしいのです。
タイトルも適切で、館を出た後もタイトルを聞いただけで、絵が
思い浮かぶのです。

写真は7年前に銀座三越で展覧会があった時買った図録とチケットを
今回引っ張り出してきたものです。

ちなみにこの絵のタイトルは「年輪の夢」です。


photo by chichi




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2 コメント

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Unknown (くるり)
2011-02-01 00:18:09
横須賀美術館のHPに紹介されたのですね◎
早速そちらも見てみました。

今回は、三笠だけではない、横須賀の奥深さを垣間見た気がする・・!
返信する
Unknown (ばらりん)
2011-02-02 01:19:25
くるりさん
嬉しいことにそうなんです。
三笠に行かれたら美術館まで足をのばす事を
お勧めします。
近くには観音埼灯台もあります。
返信する

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