年を取ったなー…と思う事はいっぱいあります。
子供が「これ一緒にしよー」と言われたカードゲーム。
学校で流行っていると言われても、話を聞くともう、ルールを覚えるのが面倒でやる気が起きない(笑)
簡単だと言われても、結局のところ新しい事を覚えるのが面倒なのでダメなんでしょうね…。
高齢者が「説明されても分からないからもういいわ」と新しい事を拒否するそれと同じになってきてんなー…と最近よく思います
音楽だってそう。
もともと、いろんなジャンルの曲を聞くよりも好きな歌手や作家のみ興味があるので、今の歌は分からない。
昔ほど歌番組もなくなりましたし、子供の頃なら歌の「上手い」「下手」が分からなかったので聞けましたが、大人になると「下手だなー」と思う歌手もいて余計に聞かななくなる。まぁ、それでも昔に比べたらずっと上手い人も増えたんですけどね
ただ、子供が気に入った歌手の「ヒゲダン」はメロディーや歌い方が、ハマらないまでも「良い」と思います。
「♭」や「#」の音が多いというか、そこがアクセントになって記憶に残りやすいんだろうなーと思うのですが、それ以上に気に入っているのはボーカルの声をちゃんと「生かしているところ」。
「生かしている」というと偉そうですが、要は、ちゃんと歌詞が耳に入ってくるくらい周りの楽器が邪魔していないという事。
以前にも書きましたが、ドラマでもなんでもセリフが一字一句全部聞こえないと嫌な性格なので、ラジオでかかってきた歌が「えらい伴奏が長いなー」と思っていたら、既に歌ってた…とかいう歌が一番嫌いなんですよね…。
歌の下手さを楽器の音で誤魔化しているような気がしてならない。
そう、美容院で梳きバサミを多用して「見た目をごまかしている」ような気がする、そんな感じ。
──なので、ボーカルの声がちょうどいいくらい前面に出ている歌は聞いていて気持ちがいいんです。楽器:歌が4:6か4.5:5.5くらい。(たまに、3:7くらいの歌手もいて、それは嫌ですが(笑))
そして何より、今の歌が気に入らない事がひとつあります。
それが、「日本人なのに韓国人なの?」と思うような舌足らずな発音の仕方(容姿も韓国人みたいな人も多いですよね。私的には、あの「作った感満載な顔」が受け入れられない…)
普段のしゃべり方もそういう人が増えてますが…。
「て」を「とぇっ」とか「と」を「とぅっ」とかいうあの発音。
帰国子女や普段英語を喋っていて日本語の発音に不慣れ…とかいうならいいんですが、「敢えて」その歌い方・喋り方をしているのはほんと嫌なんですよね…。
いや、もちろん好みの問題なので、テレビの前で愚痴ったりチャンネルを変えたりするくらいで、猛講義に出るつもりはありませんが。
TOKYO MERの映画は良かったんですが、実はエンドロールに流れる歌にイライラしていました。
過去の歌い方はまだ全然普通だったのに…。
歌い方に個性を出したと言われたらそれまでですが、私的には無理…。
今朝もテレビに出ていて歌を歌っていたのでが、中坊と一緒に見ていて「この歌い方嫌だわー。歌詞が聞き取りにくい」と言ったら、「え、そう?」と中坊。
画面に歌詞が出ていたので、「じゃぁ、歌詞見ないで歌聞いてみ?」と言ったら、目をつぶって聞いていた中坊が「うわっ、全然分からん…」と歌詞が全く分かりませんでした。
日本語なのに英語に聞こえる歌い方をする歌手もいますが、それはもう歌詞を聞くというより曲を聞く感じで聞き流せるんですけどね。
逆に、それが日本語で歌ってたんだ…と分かったら「スゲー」と感嘆しちゃうくらいなんですが。
日本語って、海外の人の耳にはとても心地好く聞こえるというのを聞いたことがあります。
余談ですが…。
日本人は夏の夜、人の会話に混じって聞こえてくる虫の声を聞き取れるが、外国の人は虫の声が聞こえない…という事も何かの本で読んだことがあります。
そういうのが日本語の良さでもあると思うし、それがなくなっていくというか(いや、なくなりはしないでしょうけど)、なんていうのかな…外国の人が聞きやすいのを受けてなのか知りませんが、発音は日本人らしさを前面に出してほしいな…と思ってしまいます。
年を取ったと言われたらそれまでなんですが、そう思っている人は少ないのかなぁ…