初詣で人ごみの中を歩けば風邪が悪化するな…と思いつつ、あわよくば、翌日の里帰りは熱発で行かなくて済むかも…なんて考えていました。
──が、風邪を引いても熱が出なくて学校を休めなかった学生時代のように、年を重ねても、その体質は変わらないらしく……体温計は無常にも36.8度でピピピ…と測定完了を告げました…
仕方ない…。
実家で何が気を使うかって、やっぱ、お手伝いでしょう。
義母と義姉がいるので、「なにかする事があったら言って下さい」とは言いましたが、特にあれをやってこれをやって…とは言われない。
──ってか、二人もいればやることなんてなくなっちゃうんですよね。
その、何もする事がないという状態が、いづらい…っていうのがあったりして…
やっぱ、考えちゃうんですよね…“何もしない嫁だ”なんて思われないかしら…って。
手が離せないくらいの赤ちゃんでもいれば、まだ気が楽なんでしょうがね…
ま、そんな感じで時間は過ぎていき、珍しく7時間くらい居座ってしまいました。
いつもなら4時間くらいいれば十分でしょうかね。
昼ごはんだけじゃなく、夕飯までご馳走になってしまいました…。
おせちに、手巻き寿司……ご馳走様でした
そして、お土産も沢山もらっちゃいました。
さてさて、“何もしない嫁だ”なんて思われないかと不安になる一方で、特に遠慮はせずお腹一杯食べるにもかかわらず、なぜか私は“遠慮”していると思われています。
その理由のひとつが、どうも、“お茶”らしい。
普段からジュースは飲まず、お茶が好きな私は、いつ行っても「お茶をお願いします」という。
飲んでる最中に時間が経って冷たくなっても、全く気にしない私は、「お茶のおかわりは?」なんていう言葉に、「いえ、まだ入ってるんで…」と答える。
お茶の入れ方からして違う実家では、冷めたお茶はまずいという味覚で…全く気にしない私が「まだ入ってるから大丈夫」と答えると、それがどうやら“遠慮している”と取られているらしいのだ。
ジュースを飲まないのも、“遠慮している”と取られているみたいだし、果物とかが出てきても、普段食べない私は特に食べたいという思いもないので、一切れ二切れくらいでごちそうさま…をしてしまう。それがまた、“遠慮している”と思われるのだ…。
でもね、食卓に並んだもので、「○○はまだあるけど、どうする?」なんて聞かれたら、「頂きます」と、殆どのものはお土産にもらってくるんですがね…。
ほんと、遠慮してお茶しか飲まないのでなく、お茶が好きなだけなのですが…。
果物も遠慮してるんじゃなく、普段から食べたいと思わないだけなんですが…。
お義姉さんにまで、「ほんと、○○ちゃんは遠慮しいだね~」なんて言われてしまいました…。
う~ん…。
人の心は上手く伝わらないものだ…。