この日はベルギーで日本代表戦があるからか、Jリーグ、JFLはお休み。(J2、JFLは日曜開催。天皇杯が土曜開催。)
Fリーグの北海道はホーム開催(金曜に北海道3-4府中で敗戦)。となると、札幌U18OB勢の関東大学サッカーを見に行ってみることにする。下田康太選手所属の国士舘大が順天堂大と、鈴木貴大選手所属の法政大が拓殖大と同じ古河市立古河サッカー場で試合をする、とのことで、僕が行ったことがない競技場、ということもあって、古河市に向かってみた。
最近、下田、鈴木両選手とも試合に出れてないようなので、今日も出られなくてもやむを得ないと思いながら。
ちなみに古河サッカー場前バス停に行くバスは、一日三本だが、近くの古河病院前までならもう少しあるから、今度はバスでも行ってみよう。
2013年11月16日(土)11:30キックオフ JR東日本カップ2013第87回関東大学サッカーリーグ戦<後半戦>第21節 拓殖大学対法政大学 茨城県古河市古河サッカー場 主審:鈴木悠介 副審:高橋昌康 湯山隼人 4審:根本孝輔 観客数:170人
【拓大】GK21小林 DF27谷川 4金子 31高橋(85分25紙谷) 18大森 MF19菅能(80分35宗像) 20片 16長沢(85分9西岡) 39木野 FW41森川 11内野 控え:GK1大坪 MF36郡司 FW23河野 40小布施 【法大】GK1四宮 DF17森保 2宗近 27田代 30永戸 MF5岩渕 28西室 11清水(89分24白石) 16松田 FW14松本 15高橋 控え:GK21田村 DF8大野 13木村 22山口 MF6星 9深町 (拓大FW11内野) (このフェンスの位置が憎い・・・) (法政GK1四宮飛び出す!)序盤は法政のDFが落ち着かない印象。チャンスの質は法政が上、チャンスの数は拓大が上、といった感じ。
6分、法政左クロスに14松本の陰から5岩渕が飛び出し、ヘッドでゴールを狙うもボールはポスト左。
拓大は41森川と39木野の左サイドがカギか。若干拓大に有利な笛にも思えるが、大きな問題は無さそう。
27分、法政11清水のミドルはサイドネットに突き刺さるも、なかなかのもの。
さらに28分、法政16松田ががら空きの拓大ゴールにミドルを狙うも、枠の右に逸れる。
37分、拓大右クロスから11内野だろうか、ポストプレーまでは良かったのだが、落としを拾いきれずチャンスに出来ない。
前半は0-0で折り返す。
後半に入ってすぐの47分、拓大19菅能の右足クロスに11内野が頭で合わせて、拓大が先制。1-0とリードする。
(喜ぶ11内野)法政も反撃。63分、15高橋のドリブルから17森保にラストパス。これは森保がシュートをふかしてしまい、得点には至らず。
さらに66分、法政16松田の決定機に拓大27谷川がゴールライン上でクリア。ゴール上に逃れる。これで得た左CKからの流れ、こぼれ玉を法政2宗近が押し込んで、1-1の同点とする。
74分に拓大は決定機を迎えるが、法政30永戸がクリアして左CKに逃れる。CKからの流れ、拓大11内野のミドルは法政DFがブロックし、得点ならず。両チーム、守りの堅さを試される流れに。82分、法政が拓大ゴールに攻め込む。ここで、拓大4金子がPA内でハンド。
法政がPKを獲得。14松本がゴール右に決め、1-2と法政が逆転に成功。試合はこのまま、1-2で法政が勝利。法政が関東二部残留を勝ち取った。敗れた拓大は、10位となり、11位朝鮮大学校の結果待ち。同時刻キックオフの朝鮮大学は青山学院大と引き分け。勝ち点で並び、最終節の直接対決に残留は持ち越しとなった。
試合としては、守り合いの展開となった。どちらも攻撃的なチームで、攻撃の力量にあまり差は無かったように思う。そうなると守備の堅さが勝負の分かれ目になる。結果的にはPKでの決着だったが、どちらかがミスをすればそれ以外でも決着がつくくらい、微妙なバランスの差の上に立つ両チームだったと言えるのではないだろうか。