レノファ山口は全国社会人大会での優勝することができ、地域リーグ決勝大会に出場することが出来た。例年は地域リーグ（4部相当）から、JFL（3部相当）に昇格したいチームのための大会である地域決勝だが、今年はちょっと様子が違う。J2（2部相当）の下に新しくJ3というカテゴリーが新設され、JFLは2014年から全国規模の4部相当に変更される。山口はJ3への昇格を希望しているが、審査に通らないとJFLへの加盟を目指さねばならなくなる。
そして、昇格要件が明示されていないため、J3昇格希望の盛岡、山口、沼津のファン・関係者は気を揉んでいたのではないだろうか。この地域決勝に参加していない沼津はともかく、盛岡、山口の両チームはJ3昇格枠が１とも2とも言われ、お互いより上に行かなくては、とサポーターは熱くなっている。
そんな地域決勝の2日目に僕は、会場の淡路島を訪れた。三宮から徳島行きのバスで通り抜けたコトはあったが、淡路島を目的地にしたのは初めて。
レノファは初日にヴォルカ鹿児島戦で、1－2と敗戦を喫している。12チームから4チームしか生き残れない1次ラウンド。そんな後がない状況でのFC大阪戦。僕は前日の仕事が片付ききらず、土曜の始発で自宅の最寄り駅を発った。
神戸でレンタカーを借りて、洲本市のアスパ五色へ向かったのだが・・・
高速道路を飛ばして駆けつけたが、試合開始に間に合わず。約15分ほど遅刻。それでも、声は張り上げた。レノファの勝利を願って。
第37回全国地域サッカーリーグ決勝大会 1次ラウンドBグループ 第２日 FC大阪対レノファ山口 五色台運動公園（アスパ五色）サッカー場 2013年11月9日（土）10：45キックオフ 主審：権田智久 副審：藤田和也 梶原彰一 4審：矢野浩平 観客数：192人 公式記録
【FC大阪】GK21太田 DF14清水 4岩本 2水谷 33久保 MF17高橋 6小田原 11川西 13白方（HT9塚田） FW10四ヶ浦（80分16森脇） 20松永（89分30横山） 控え：GK31本田 MF18加門 45谷本 FW15フォルビス
【山口】GK21寺田 DF3高田 25内山 15碇野 27松元 MF14馬場 39平林 30飯塚 10福原（71分11キム・ドフン） 28佐藤（71分19石田） FW31岡本（66分8坂本） 控え：GK20洞ヶ瀬 MF5前田 17田村 22福田
試合が動いたのは、36分。山口は何度か守備のミスが見られたのだが、これもミスから。ボールを失ってはいけない自陣低めの位置でFC大阪がボールを奪って、6小田原→10四ヶ浦と渡って、最後は11川西が決め、1－0とする。
（ピッチはとても素晴らしいのだが、なかなか行きにくい場所にあるのがアスパ五色。）
結局、点は返せず。FC大阪1－0山口。
しかし、思っていたほど恐い攻めが有る訳でもなく、FC大阪はDFがそれほど強くないように感じた。ただ、レノファの攻撃力にも鋭さがないので、こういった結果に終わったように思う。
